ロンドン五輪後、結婚していたことが分かった吉田麻也。10月から英国で新婚生活を送る予定だ
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イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也(24)が26日、結婚していたことを明らかにした。相手は愛知県豊田市在住、25歳の一般女性で、ロンドン五輪後の8月に豊田市役所に婚姻届を提出した。現在、英国でプレーする吉田に合わせ、10月中に渡英し、サウサンプトンでの新婚生活を開始する予定。挙式は未定で、妊娠はしていない。吉田本人も27日に自身のブログでファンに報告する予定だ。
ロンドン五輪で主将として日本を4強に導き、日本人DF初のプレミアリーガーとなった吉田が、生涯の伴侶を得ていた。1歳年上で元会社員の伴侶は、身長160センチで目鼻立ちのはっきりした美人。性格はおっとりしているという。この日、吉田は「4年間、良いときも悪いときも常に支えてくれた奥さんにサポートしてもらい、よりサッカーに集中したいと思います。ファンの皆さまには、今後とも温かく見守ってもらえると幸いです」とコメントした。
出会いは、吉田が名古屋グランパスのトップチームに昇格した2007年春。運転免許取得に通った愛知県みよし市内の自動車学校だった。2人は友人関係を経て交際に発展し、約4年間愛を育んできた。2010年、オランダのVVVフェンロへの移籍直後に吉田が左足首を骨折した際には、長期にわたる日本でのリハビリに寄り添い、励まし続けた。
その後もオランダと日本を行き来する国際遠距離恋愛は続いたが、2人の絆は深まるばかりだった。そして吉田は昨季終了後の5月下旬にプロポーズ。婚約指輪の代わりに、愛用の腕時計をプレゼントした。その後6月のW杯最終予選で右膝を負傷した吉田が愛知県内でリハビリを行っていた際には、車で練習場まで送迎するなど、ロンドン五輪4強の陰にも内助の功があった。
今季、プレミアリーグでの第一歩を踏み出した吉田。目標と語る欧州チャンピオンズリーグ出場、そしてブラジルW杯出場へ、最愛の人とともに新たな挑戦が始まった。
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