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私たちの疑問について石巻工業高校の先生が答えを教えてくださいました。
疑問@への回答
「カキボールには適した水の量があるのだということです。15個はこのビーカーの水の量には少し多すぎたのだと思います。」
疑問Aへの回答
「白くにごったものは,溶け出したカキボールと汚水の中の汚れが電気中和(ちょっと難しい言葉ですね)したものです。カキボールは汚れを下に溜める働きがあるんです。」 |
| 今回の実験から分かったことは、カキボールは多すぎても少なすぎてもだめだということでした。水の割合などを考える必要があると分かりました。またこの実験から「ニオイ」をとてもよく取ることも分かりました。そこで、私たちはニオイのひどいトイレや,ゴミ箱周辺などに置いてみたら,きっと消臭効果を期待できるのではと考えました。 |
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そこで今回は私たちの学校のトイレに置いてみました。
石巻工業高校の先生からは
「おもしろい試みですね。ただ,カキボールは消臭剤といっしょである程度ニオイを吸着すると効果はなくなると思います。どんな効果が生まれるか教えてくださいね。」
とお話しいただきました。
どうなるか楽しみです。
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こんな装置も作ってみました。中には汚水(かなり強烈なニオイ)を入れて,カキボールを吊して置いてみました。今までのように直接汚水に入れるのではなく,汚水からでるニオイの通り道にカキボールを置いてみました。 |
「ニオイがしない!」 |
残念ながらトイレでの効果はあまり実感できませんでした。原因はよく分かりませんが,広さの割にカキボールが足りなかったのかもしれません。
しかし,上の簡単な実験装置でやったものはしっかりニオイがなくなっていました。カキボールのすごさをまた感じました。
石巻工業高校の天文物理部の皆さん,先生ご協力ありがとうございました。とてもすばらしい物をいただいて,たくさんいろんなことを考えることができました。 |
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