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中国 野田首相演説に直ちに声明
9月27日 6時37分

中国 野田首相演説に直ちに声明
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野田総理大臣の国連総会での演説を受けて、中国外務省の秦剛報道官は直ちに声明を出し、「歴史の事実と国際法をかえりみず、公然とほかの国の主権を侵犯することは、第2次世界大戦後の国際秩序に対する重大な挑戦であり、国際法のルールを持ち出すと見せかけながら、人をだまそうとするものだ」として、強く反発しました。
中国側が野田総理大臣の演説に直ちに反応したことは、今回の演説が、国際社会での日本に対する支持を広げようとする動きとみて、神経をとがらせていることをうかがわせています。
国連総会に出席している中国の楊潔*チ外相は、28日に演説を予定していますが、尖閣諸島を念頭に自国の主権を強くアピールする姿勢を打ち出すものとみられ、日本に対し領土問題の存在を認めるよう、さらに攻勢を強めることが予想されます。
一方、韓国政府は、島根県の竹島について、島は韓国固有の領土で、解決すべき紛争はそもそも存在しないという立場で、国際司法裁判所でこの問題を扱うことを拒否しており、今後もこうした姿勢を堅持するものとみられます。
韓国のキム・ソンファン外交通商相は、28日に行う国連総会の演説で、いわゆる従軍慰安婦問題を初めて取り上げることを検討しており、野田総理大臣の演説の内容を確認したうえで、この問題に言及するか、どうか注目されます。
*「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり

拉致を非難も北朝鮮は議場におらず

野田総理大臣は、国連総会で行った演説で拉致問題を取り上げ、「基本的な人権の侵害という普遍的な問題であり、国際社会の重要な関心事項だ」と述べ、北朝鮮を名指しで非難し、国際社会に対して協力を呼びかけました。
しかし、演説が行われた際、議場には北朝鮮の代表団の姿はありませんでした。

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