安倍新総裁:課題山積「責任感を」…市民ら注文相次ぐ
毎日新聞 2012年09月27日 01時20分(最終更新 09月27日 02時33分)
安倍氏は首相在任中の07年9月、持病の潰瘍性大腸炎で体調を崩して辞任した。潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる病気で、出血を伴う下痢や腹痛、発熱が特徴。再発を繰り返すことが多く、投薬で症状をコントロールする。発症の原因は分かっていないが、09年に症状を改善させる薬が発売され、安倍氏も「特効薬が開発されて克服した」と強調する。ただ、消化器病に詳しい鳥居内科クリニック(東京都世田谷区)の鳥居明院長(57)は「完治はしない。一般論として、仕事が忙しかったり、要職に就いたりしてストレスがあると症状が悪化することもある」と指摘している。【水戸健一】