安倍新総裁:自民と引き続き連携…山口公明代表
公明党の山口那津男代表は26日、自民党の総裁に安倍晋三元首相が選出されたことについて「自民党と培ってきた関係を生かしながら、ともに国民の期待に応える役割を果たしていきたい」と述べ、引き続き連携していく考えを示した。国会内で記者団の質問に答えた。山口氏は近く安倍氏と党首会談を開き、野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一前総裁との3者で合意した「近いうち」解散の早期実現を目指す方針を確認する考えだ。
一方、山口氏は、安倍氏が集団的自衛権の行使を認めるべきだと主張していることについては「安倍氏の首相当時も連立でやってきた。共々にやっていける」と表明。安倍氏が従軍慰安婦問題で旧日本軍の強制性を認めた93年の河野洋平官房長官談話を見直す考えを示していることについても「よくご意見を伺ってみたい」と述べるにとどめた。【吉永康朗】
2012年09月26日 23時25分