適用対象 |
Microsoft Excel 2002 |
メモ この記事の CELL 関数で参照しているパラメータ "filename" は、文字どおり二重引用符で囲まれた "filename" という単語を示しています。
現在のファイル名、完全なパス、および作業中のワークシートの名前を挿入する (C:\Excel\[test.xls]Testsheet など)
現在のファイル名、完全なパス、および作業中のワークシートの名前を挿入するセルに、次の数式を入力します。
=CELL("filename")
現在のファイル名と作業中のワークシートの名前を挿入する ([text.xls]Testsheet など)
現在のファイル名と作業中のワークシート名を表示するには、次の数式を配列数式として入力します。
=RIGHT(CELL("filename"),LEN(CELL("filename"))- MAX(IF(NOT(ISERR(SEARCH("\",CELL("filename"), ROW(1:255)))),SEARCH("\",CELL("filename"),ROW(1:255)))))
メモ
- 数式を配列数式として入力するには、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Enter キーを押します。
- ワークシートが一度でも保存されていれば、この数式からワークシートの名前が返されます。保存されていないワークシートでこの数式を使用すると、数式を入力したセルはワークシートを保存するまで空白になります。
現在のファイル名だけを挿入する (test.xls など)
現在のファイル名をセルに挿入するには、次の数式を入力します。
=MID(CELL("filename"),SEARCH("[",CELL("filename"))+1, SEARCH("]",CELL("filename"))-SEARCH("[",CELL("filename"))-1)
メモ 保存されていないワークシートでこの数式を使用すると、エラー値 #VALUE! が返されます。ワークシートを保存すると、エラー値がファイル名に置き換わります。