がるの健忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-11-25

[]古い占いのちょっとした雑学話

※別Blogからの転記です


ちょっと話が古くなってしまうのですが。一時期、一部で俗に「色モノ占い」とか呼ばれるような、色々な占術とそれを使って占う占い師さんがTVをにぎわしていた時期がありました。

いやまぁ実際「ええ!!?」って思うものも多いのですが、一方で「うわ古いっ」って思うような占術も色々とありまして。

本当に雑学チックなのですが、そんな古い話を、今回は少し書いてみようかなぁと思います。


エレクトーン占い(&音楽を使った占い)

占いというよりは託宣の類なのですが。元々楽曲の類を使ってトランス状態に入って霊感を受けて…というのは、比較的古いジャンルに入ります。

もっとも、そういった場合の多くは本来打楽器なのですが。

ただ、弦楽器によるものなどもあり、そういったものはメロディラインもしっかりしているので、一応託宣のジャンルに入るかなぁと思います。

単純に「トランスによる託宣」であれば、トイレットペーパー占いも近いものがありますね。「単調な作業によるトランス状態へのいざない」って感じでしょうか。


皿占い

素焼きの皿を叩き割って…という占いなのですが。かな〜〜り古く、フトマニ(太占)と呼ばれる「主に鹿などの大腿骨を用いた」占い、或いは卜占(ぼくせん)と呼ばれる亀の甲羅などを用いた占いと一緒です。いずれも火を用いるのですが、素焼きの皿も「火をくぐってきた」ものなので象徴的にも近しいものがあります。

いずれも「ひび割れの具合」から占いを行います。


コーヒー占い

これはそのまんま古い占いなのですが。…難点がありまして、この占いをするためには「トルコ式で煎れたコーヒー」である必要があります。

大雑把にいうと「コーヒー豆を粉にした後そのまま煮立ててカップへ。中が落ち着いてコーヒー粉が沈むのを待って、上澄みだけを頂く」んです。で、下に沈んだモノをひっくり返して皿に落ちたその模様で占います。

今の日本ではちょっと難しい占いですね(苦笑


昔から、人間は「未知なるものを知ろう」として、様々な事象を結びつけて理解しようと頑張ってきています。神秘学的にいうと「ミクロコスモとマクロコスモの因果関係の追及」って感じですね。

歴史があればよくてなければ悪い、というつもりもないのですが。取り合えず温故知新の例えもありますし。ちょっとだけ、そんな豆知識があるのも面白いのではないでしょうか?

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