高千穂町の天岩戸神社の秋季大祭が9月22日と23日に開催され、多くの観光客でにぎわいました。
天岩戸神社では春と秋の年2回、大祭が行われています。23日には御神幸祭があり、神輿や棒術隊、天岩戸神楽保存会など約150人の御神幸行列が東本宮から西本宮を往復する約2キロの道のりを練り歩きました。途中、所々で立ち止まっては寺尾野=てらおの=地区棒術保存会が棒術を披露して沿道の人たちから拍手がおくられていました。
西本宮に到着すると、神楽殿前で岩戸開きにちなんだ神楽「手力=たぢから=」「鈿女=うずめ=」「戸取り=ととり=」の3番が奉納されました。県外からの観光客も多く、写真を撮ったりして、目の前で舞われる勇壮な舞いに見入っていました。