今回の「北海道オホーツクの観光情報」では、間もなく秋の紅葉シーズンを迎えようとしている斜里町の知床五湖をご紹介します。
「神様が五本の指をついて、五の湖ができた」という伝説が残る知床五湖。一湖から五湖までの名前が付けられており、それぞれが原生林に囲まれ静寂な雰囲気をたたえています。
そして、背後に見える知床連山とのコラボレーションは、まさに絶景。紅葉スポットとしても親しまれており、晴れ渡った日の鮮やかさはとても見事です。
澄み切った秋空の青と知床連山の頂に見える冠雪の白、そして紅葉に色づく樹木の色彩が、美しい自然のキャンパスを演出しています。それに加えて湖面が鏡のように対照の風景を映し出すので、何時間眺めてても飽きることはありません。
知床五湖では、高架木道と地上遊歩道が整備されており、5つの湖をすべて巡ることができます。高架木道は全長約800m。駐車場にあるスタート地点から一湖の湖畔まで行くことができます。段差がなく傾斜も少ないので、車いすでもOK。料金も無料なので気軽に利用できますよ。
さらに木道には、電気柵(7000V)が張り巡らされているので、ヒグマ対策も万全。一湖のみの散策コースとなりますが、3か所に設けられている展望台からは、知床五湖の素晴らしさを十分に堪能できます。
残る4つの湖(二湖から五湖)へは、原生林の中を通る地上遊歩道がルートとなりますが、時期によって利用の仕方が変わります。現在は、植生保護期(8月1日から10月20日まで)なので、ヒグマ遭遇回避と遭遇時の対処に関するレクチャー(大人250円、12歳以下100円)を受講することで歩行できます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
▼知床五湖フィールドハウスHP
知床五湖には数多くの野生動物が暮らしており、遊歩道ではエゾリスやエゾシカに出会うことも。また、ヒグマの爪痕やクマゲラが開けた穴など、生活の跡をいたるところに見ることができます。どれだけ発見できるか挑戦するのも楽しいですよ♪
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※斜里町「知床五湖」の地図はこちら!
「Google Maps(グーグルマップ)」
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