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韓国 司法裁判所への提訴を批判9月25日 11時55分
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国連総会の会合で演説した韓国のキム・ソンファン外交通商相は、「国際的な司法手続きを政治的に利用するべきではない」と述べ、島根県竹島の領有権問題を国際司法裁判所に提訴する日本を暗に批判しました。
ニューヨークで開かれている国連総会では、24日、各国の閣僚らが「法の支配」をテーマにした会合で演説しました。
この中で、韓国のキム・ソンファン外交通商相は「法の支配は、正義や道徳、領土の保全、それに、主権にとって欠くことができない」と指摘しました。
そのうえで、国際司法裁判所が果たす役割の重要性などを指摘したうえで、「どの国も国際的な司法手続きを政治的な目的で利用するべきではない」と主張しました。
キム外交通商相のこの発言は、日本を名指したものではありませんが、竹島の領有権問題を国際司法裁判所に提訴する日本を暗に批判したもので、提訴を通じて、日本が、韓国の領有権主張には根拠がないことを国際的にアピールするのを警戒している表れとみられます。
キム外交通商相は、今月28日に予定されている国連総会の一般討論演説で、いわゆる従軍慰安婦の問題を初めて取り上げることも検討しています。
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