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日系企業「もうこりごり」生産の中国集中見直しへ

 日中関係の緊迫を受け、日系企業が生産の中国集中を見直し、ベトナムなどへ分散する動きが拡大しそうだ。

 ベトナム日本商工会の村上大憲会長(昭和電工レアアースベトナム社長)は「中国のサプライチェーン(調達・供給網)のほかに(ベトナムに)と照会がある」と述べ、中国に加えベトナムでも生産拠点の確保を目指す日本メーカーがあることを明らかにした。

 共同電によると、工場放火やスーパーの略奪もあった中国の反日デモについて「もうこりごり」と語るのはレジ袋製造などを手掛けるミヤゲン(福井県敦賀市)の宮元武壽社長。中国江蘇省に工場を持つが、人件費上昇などで中国生産のメリットも薄れているという。

 宮元社長は日本商工会議所のベトナムとミャンマーへの訪問団に参加し、ベトナム進出を本格的に検討。「ベトナムは親日的でいい」と話している。

[ 2012年9月26日 06:00 ]

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