強制執行3
◆番組(強制執行)の途中ですが、ACっぽいCM
うじうじ悩んでいる君へ
「悩んでばかりでやらないヤツが多すぎる」(どっかの予備校教師)
人生の選択について、どうしようか、ああしようか、こうしようか、と悩むことは誰でもあることだと思う。しかしながらどの選択肢も選択することなく悩み続けると、ますます行動を起こすのがおっくうになり、何も出来ない自分に対する嫌悪感が増し、その逃避と嫌悪を忘れるためにつまらない慰み事などを行いつつ、ひたすら時間だけを浪費し、さらにそれがおっくうさと自己嫌悪を増大させる悪循環ともなりうる。
小生も20年位前に出家して修行を続けることについて、一時期悩んだことがあった。どれくらいの期間だったかは記憶がないが、2ヶ月は超えていなかったと思う。その間は修行もワークも余り手につかなかったし、熱もこもってなかった。しかし一定期間悩んで得た結論は、「悩むだけ時間の無駄」。その間何をやっているかというと、悲劇の主人公である自分に酔っているに過ぎない。
そろそろお馴染みかもしれないが、「自分はダメ人間」「生きていても価値がない」と悩むおっさんがいる。それで飛び出しては放浪の旅をする。大体はネットカフェで時間を潰しているらしいが、お金がなくなると最後の最後に私に連絡が来る。しかしお金がある間は、こちらが連絡をするようにとメールしても電話しても反応無し。ひたすら「自分はダメ人間で…」と悲劇の主人公に浸りきっている。お金が無くなって路上生活に戻るしかないという状況になるまで、その思考を反芻している。
別にそこから抜け出すのは難しくない。単に行動に移せば良いだけで、連絡をつけて家に戻ればいいだけ。賢い人は、何度か同じ事を繰り返せば、次に同じ結末を迎える前にその対処を採る。しかしそれをやらないのは、悲劇主人公の思考を反芻したいから。
人生思い通りになることはなかなかない。逆に思い通りになってしまうと、つまらなくなるだろう。何らかの苦労をして結果を得るところに、人生の価値がある(と考える人がいる)。折角やっても結果が出ないかもしれない、と躊躇するかも知れない。しかし仮に結果がでなかったとしても、悩むだけで何もしないよりも遥かにまし。
人生何が当たるか分からない。商品開発をするにしても、「この商品なら絶対売れる!」と思ったものが大赤字。ついでのおまけで作ったものが大当たりしたりすることもある。
良い大学に行ったからといって、幸福になるとは限らない。折角良い大学に入っても、無差別大量殺人集団に入る人もいる。無差別大量団体に入ったからといって、人生終わりとも限らない。少なくとも小生はこれまでの人生を後悔はしていない。
行動を重ねれば、パターンが見えてくる。ホームレス支援にしても、リースバックにしても、事例を積み重ねればパターンが見えてくる。するとその中でどの人が信頼でき、どの場合は失敗しないかが分かってくる。事業を沢山やれば、それまでやった事業の経験が道の事業にも生きてくる。行動を重ねることによって、成功するパターンが分かるからだ。苫米地流にはこれを、「抽象度を上げる」というらしい。
いずれにしても、行動を起こさない限り、経験も増えなければ抽象度も上がらない。何をやるにもやる気がなくなり、ますます自分が嫌になるだけ。時間の無駄。
考えるのを止めることに意義がある。
世間的には、「いろいろ悩むのが人間だ」とか言いますが、
逆なんですな。
いろいろな修行で瞑想があるのもそういう意味がありそうです。
カスタネダの本で、「内部の対話を消すこと」なんて言っていましたが、
なるほどと思いました。
ふぅ~ん。
経験の積み重ねということですか?
>後悔はしていない。
後悔しても変わらないから?
私も後悔はしていないが、罪悪感はあるかも。
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