小曲園の廃墟写真。関東最大級の廃墟といわれた小曲園の解体中の写真です。

3月 19日 金曜日 

霧の中のガリバー王国の撮影を終えたドイテフは次の目的地
小曲園に向かった
この日 山梨県のほぼ全域が濃霧に覆われていたため、きっと小曲園もものすごい濃霧で
昼間でも簡単に入れるだろう、HAHAHAHAっ!!
なんて思っていたら大間違い!
湖畔には風が吹くため霧が無いのだ!!
ガッデム! ネバギバ!!
とはいえその程度のことで諦める私ではない。

数週間前に小曲園に訪れたときは、買ったばかりのカメラを出かけてすぐに落として壊してしまったために
何にも撮影できないまま終わってしまう、ということがあった
そのときのショックは私を拒食症気味にまで追い込んだ
それを克服するためにもなんとしても小曲園の内部を撮影しなければならなかった
そして小曲園のもう一つの目的、あの宝石風呂がどうなってしまったのかの確認だった
前回訪れたときは夕暮れの暗さと瓦礫の山が手前にありそれ以上宝石風呂に近寄ることが出来なかった
ショベルカーが撤去されたいま 宝石風呂はどうなってしまったのだろうか・・・・・
午後2時過ぎに小曲園真横の駐車場に到着、人通りも多く、明るいし疲れて眠いから

2時間ほど睡眠をとって日が暮れそうな5時くらいから行動を開始しようと仮眠をとる
・・・・・・
しかし4時過ぎに目覚めてみるとまだ全然明るかった。
これじゃ5時までまっても暗くはならないな、と感じたドイテフは次の日仕事があるからさっさと帰りたくなり
小曲園に乗り込むことにした
今回小曲園の真横で寝ていて分かったことがいくつかある
工事関係者の宿泊施設とどの車が工事関係者のものか、そして作業している内容と時間帯である
これが今の小曲園です

小曲園 関東最大の廃墟ホテル

普通に正面から突入しました
下手に走ると怪しまれるので、スタスタとゆっくり歩いて階段を上っていきます
いや~~~~~、向こうから丸見え、目立つ目立つ
とにかく上を目指します

小曲園 関東最大の廃墟ホテル

あんまりにも目立つために撮影範囲が限られてしまいました
これ以上前にでて撮影すると見つかりそうだったのでこのアングルだけしかありません

小曲園 関東最大の廃墟ホテル

宝石風呂を目指します

小曲園 関東最大の廃墟ホテル

左側の大きな壁が宝石風呂の部分にあたります
奥にある階段を上ると宝石風呂にたどり着けます
廊下にこんなものがあったっけな・・・・

小曲園 関東最大の廃墟ホテル

階段を上ったところから下を撮影

小曲園 関東最大の廃墟ホテル 小曲園 関東最大の廃墟ホテル

ここが宝石風呂のあった場所です

小曲園 関東最大の廃墟ホテル

こんなになってしまいました・・・・・
宝石風呂そのものは土砂で埋められていました
おそらくこの上からコンクリで固められるのでしょう
できることならこの宝石風呂の石を記念に持って帰りたかったのですが、
壊されること無く埋められていたため持ち帰れませんでした
もって帰るということは窃盗にあたるしね

小曲園 関東最大の廃墟ホテル

宝石風呂のその後がどうなったか分かったので、未練を残しつつこの場を後にすることにした
おれはおそらくもうこの場所には立てないだろう、そう思いながらの帰路であった

小曲園 関東最大の廃墟ホテル

最後に概観を撮影した