テニス=錦織は上海大会出場へ、尖閣問題「深入りしたくない」
[シンガポール 20日 ロイター] 男子テニスの日本のエースで、世界ランク17位の錦織圭(22)が20日、来月に行われる上海マスターズに出場すると発表した。
日本政府による尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化をめぐる中国国内での反日デモの影響もあるなか、錦織はロイターに「問題ないと思う。自分の仕事は精一杯テニスをすることなので、あまり深入りしたくはない。何か起こる可能性はもちろんあるが、そうならないことを願う」と話した。
卓球では、石川佳純が中国で行われる女子ワールドカップ(W杯)出場を断念した。錦織は「彼女は友達で卓球が大好きだから、とても残念だった」とも語っていた。
錦織は昨年の上海マスターズではベスト4に進出した。
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