プロフィール
カテゴリ
以前の記事
2012年 12月
2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 お気に入りブログ
ライフログ
検索
おすすめキーワード(PR)
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
|
新品価格 1)福島県いわき市の東日本国際大学の某氏にお会いし、この大学の現状を聞くことができた。今回は都内でお話を聞いた予備取材なのでお相手の名前は書かないが、非常に興味深かったので、10月に同大学を訪問することにした。 2)震災後、この大学は大変な事になっているのではと心配していたので、今日、都内で某氏に会い、同大学の現状を伺ってみた。なんと、2012年3月卒の就職率が100%だとのこと。進路未定者はわずか5人しかいない。 3)企業出身の敏腕就職課長が、地元企業に電話しまくって、とにかく全員就職させる!という強い意気込みで熱心に就活支援に取り組んだのだという。同じいわき市でもいわき明星大学はやや就職状況が悪いので、これはすごい。 4)同大学は、学生の1/3は主に中韓の留学生、1/3はスポーツ推薦、1/3が一般学生という、典型的な地方私大だが、これだけ福島原発に近いにも関わらず、帰国した留学生はほぼ全員が帰って来たという。 5)大学は相変わらず定員割れだが、就職実績が良いことが知れ渡り、じわじわと追い風が吹いてきたという。今年は例年になくオープンキャンパスの来場者が多いそうだ。附属高校も、震災後に志願者が激増したのだという。 6)いわき市には、避難者が1万人近くいるそうで、高校や大学の志願者が増えてきたのはその影響も考えられるとのことだった。現在の同大学は、理事長、学長はじめ、教職員も学生も明るく、活気に満ちているのだという。 7)同大学は学生募集にも苦戦しており、長く停滞していたが、震災で未曾有の危機になったことが、大学全体を奮起させ、学校全体が前向きな雰囲気になっているのだという。就職100%もこの風潮を後押ししている。 8)現在のいわき市は、工場も多く、地元に仕事は一杯あるとのことで、被災地だから仕事がないというのは、少なくともいわき市に関しては当てはまらないそうだ。そしてさらに驚くべきことは、震災後の学生たちの変化だという。 9)学生たちは口々に、「早く親孝行がしたい」「恩返しがしたい」というのだそうだ。さらに、「早く結婚したい」「子どもが欲しい」とも言う。震災で家族がバラバラになった経験が、そういう気持ちにさせているのだろうとのこと。 10)「まるで明治時代の学生を見るようだ」とその方は語っていた。授業中に震災で亡くなった家族の話をして泣きだす学生がいると、クラス全員が泣いているという。私は一刻も早く、東日本国際大学に行きたい。(10月につづく) ツイート 「原発避難」論―避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで― 新品価格 新品価格
|