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反日デモ ヨーロッパにも拡大9月26日 6時42分
日本政府による沖縄県の尖閣諸島の国有化に反対する中国人の抗議デモはヨーロッパにも広がっており、EU=ヨーロッパ連合の本部が置かれているベルギーの首都ブリュッセルでは、25日、中国系の住民らによる抗議集会が開かれました。
この集会は、ベルギーなどに住む中国系の住民が中国語の新聞を通じて呼びかけたもので、ブリュッセルにある日本大使館の前の公園には、およそ150人が集まりました。
参加者は中国の国旗を振りながら「島は中国の領土だ」とか「日本人は出て行け」などといったシュプレヒコールを挙げていました。
日本大使館では、ベルギーに住む日本人に、大使館に近づかないよう事前に呼びかけており、集会はおよそ1時間半で大きな混乱もなく終了しました。
ヨーロッパでは、先週オランダの日本大使館の前でも中国系の住民によるデモが行われたほか、ハンガリーでは24日、日本大使館に向けて卵を投げつけた中国系の男性が警察に身柄を拘束されるなど、日本による尖閣諸島の国有化に反発する行動が各地で相次いでいます。
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