アトピーになって想ったこと。
アトピーを治して想ったこと。
常識的なアトピー治療に対する
疑問を本音で紹介しています。
はじめに
スタンスの違い
治すのは自分
目指すのは完治
アトピーを克服する秘訣は、「負ける戦」をしないこと。最初から負けると分かりきった戦は、何としても避けなければなりません。
己を知る
敵を知る
ステロイドを知る
ポイントを押える
散々いろんなコトを試したけれど、アトピーを治す「便利な裏技」は、どこにも存在しなかった・・・・
「当たり前のコト」を「当たり前に」継続する大切さを痛感しました。
克服の鉄則
「胃腸の健全化」
ステロイド離脱
入浴方法について
さいごに
「楽して治せる!」「奇跡の○○!」なんて幻想の世界です。
アトピーは結局、「自分との闘い」
克服までの赤裸々な体験、生々し
い真実をレポートにしました。
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第2の秘訣

秘訣2 甘いモノと動物性のタンパク質を避ける

食べ物に関してはあれはダメ、これもダメってやっちゃうとダメですね。
そのこと自体がストレスになって続かないですから・・・。
でも、甘いモノと動物性タンパク質、このふたつは避けておいた方が無難ですね。
特に、肉類の過食はアトピー性皮膚炎には良くないですよ。

ココ、大切なので復習しておきますね。

秘訣1で少食にしたり、今回の動物性のタンパク質や甘いものを控える目的は
「胃腸の健全化」への最短距離を歩むためなんです。

本来なら、あなたの胃腸は肉類でも甘いモノでも気にせず食べられる筈。
つまりアトピーが治れば焼肉やサーティーワンのアイスクリームだって食べられる。
(事実、私は焼肉もラーメンもアイスも回転寿司も気にせず食べています。)
でも、「今は控えた方が良いですよ。」ってこと。

残念だけど、今のあなたの胃腸は肉やアイスクリームを充分に消化・吸収して、
立派なウ○コとして排泄するだけの力がないってことです。
その証拠が便通の悪さでしょ?

食べ物をしっかり分解して、アミノ酸の様な小さな分子にしなくちゃダメなんですよ。
ここで隙を見せては、アレルゲンにやりたい放題されてしまうから。
その結果、外からの異種タンパク質(ダニやハウスダスト)に過敏に反応してしまう。
で、皮膚がカサカサして「痒い〜」となるわけですね。

人間には、そもそも固体差があるんですね。
なので生まれつき胃腸の強い人もいれば弱い人もいる。
だからと言って、生まれつき胃腸の弱い人がステーキやアイスクリームを食べた程度で
いきなり肌が痒くなるなんてことはないですよね。
まして胃腸の弱い人すべてがアトピーになる訳じゃない。

コレ、やっぱり「程度の問題」だと思うんですね。
だって個人差はあっても、毎日毎日、継続的にその人の能力以上に消化・吸収力を
要求されたら、腸壁だって荒れると思いませんか?
1日や2日程度だったら修復できても、毎日、消化の悪いモノばかり食べていたら
そりゃ胃腸だってヘトヘトに疲れますよ。

で、こんな疲れた胃腸じゃ、栄養素もアレルゲンも区別できないでしょ?
だから腸壁を休める意味でも、胃腸に負担を掛け易い動物性のタンパク質と砂糖を
大量に使用した甘い食品は避けた方が懸命だと思うんです。

冷たい飲み物を避ける

それからもうひとつ。
夏に飲む冷えたビール。最高ですよね。キューっと。「もうたまらん!」って感じでね。
でもコレ。胃腸に良くないって大体想像つきますよね。
冷たいジュースや炭酸系も同じです。

胃腸ってパイプ状で中は空洞になった臓器でしょ?
なので、もともと冷えやすい様になっているんですよ。
で、この手の内臓は冷やしちゃいけない。って知ってました?
冷やすと機能が低下してしまうんです。で、ちょっと厄介なことになる。

話はそれますが、大腸ガンとか胃ガン、乳ガンは聞いたことあると思いますけど、
心臓ガンなんて聞いたことないでしょ?実はこれも臓器の温度に関係しているとか・・・。
要するに、心臓は胃腸に比べて元々温度が高い臓器なのですね。
だがらガンにはなりにくいというお話です。

で、話は戻ってアトピーの人って、体の表面は熱を持って熱い(痒い)けれど、体の内部
(芯)は冷えているケースって多いのですよ。だから、冷たい飲み物って要注意です。
アトピーの時、胃腸は冷やしちゃダメなんですね。
とにかくアトピーが良くなるまで、冷たい飲み物は控えましょう。

でもね・・・。
「よし判った!」「肉と甘いものは止めるぞ!」
「冷たい飲み物は控えるぞ!」って決心しても継続するのは結構大変ですよ。
そりゃ、今までず〜っと続けてきた生活習慣を変えるのですから・・・。
それに食欲とストレスは密接に関係していますしね。

ちなみにストレスは、アトピーを克服する上で最も厄介な存在でしょうね。
眼に見えないだけでなく、本人自身が自覚していない場合すらありますから。
これについては、秘訣3を参考にして下さい。