乳児教育のポイント 知識偏重の教育は自閉児を生む

乳児教育

乳児は生命を維持するために与えられた能力、反射能力・反応能力を通して、生きるために必要な知性を育てていきます。だから、身の回りにない知識を与えすぎると、現実認識能力を失うことになります。知識中心の乳児教育が、多くの自閉児を作っているという現状をご存知ですか。知識や技術は、高い知性とは言えず、いつまでも乳児レベルの精神から抜け出すことができません。

体だけ大きな乳児レベルの幼児は、他人と仲良くする必要がありません。自分の日常を認識できないままなので、不安で自信がなく、このまま成長しても自閉的な人間性が育つことになってしまいます。

知識偏重の教育を強要された乳幼児に共通するのは、落ち着きがなく、騒がしく、他人と仲良くできません。すぐに自分が一番と言って威張ります。これは幼児ではありません。まだ乳児のままです。

乳幼児教育は、まずは現実を認識する能力を高めていくことが大切です。犬やネコや野菜や果物は身の回りに存在しますが、象やライオンは動物園へ行かないと見ることができません。乳児に身の回りにないものを教えることは、知識の押し付けです。

ただ、教え込む乳幼児教育に気づいたら、どうすればよいのか?

「過ちて改めざるこれを過ちという」

改めることです。自分の力で感じ、考えることができる子どもに育てることです。すぐには改められなくても、時間がかかっても、やはり改めるしかありません。

乳児教育は、あわてる必要はありません。追い立てるような指導はしないでください。ゆっくりと、かたつむりのように、じかに触れるものから始めていきましょう。そうすれば、穏やかで落ち着いた親の愛に包まれ、安心しきった人間性を育てていけるでしょう。

 

かたつむり

 

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