広島の山の中に存在する巨大廃墟ホテル、のうが高原ホテル。その巨大巨石風呂はすべてを圧倒する

※知っている限りの情報で間違いがある可能性が大です
のうが高原という一大別荘地帯にある廃墟ホテル
元はこのホテルを含めて周辺にも別荘などがあったらしいのだが
肝心のホテルが閉鎖、別荘自体も寂れてしまった 静岡のダイヤランド「シンフォニー」と重なってみえる。
閉鎖後どこかの宗教団体が買うみたいな話もあったらしいが、その話もどこかに流れてしまう
そのまま月日は流れた だがこの一体は決して放置されているわけではない
のうが高原の入り口にはしっかりと門があり、警備の人が駐在している。
うまく中に入れてもそこから4~5キロ歩かなければならない
もちろんみつからずに
では、どうすればいいか?
答えは簡単
山の中を 神風 じゃぁあああああああああ!!!!
ただし! 野犬の数まではわからないけど在犬なので注意
実際に遭遇した人を知っていますし、この話はよく聞きます
あれだけの人間がいない広い土地だから捨てられた犬には住み心地いいよね☆
ルートをいくつか検討した結果、我々も山の中を突入
アブだかなんだか知らんが夏場は蜂関係がウザくまとわりついてきながらの登山となった
ルートを確認しながら進んだら最初から道を間違えた
すぐに戻ってルートを修正してから進んだが、また間違えた。
もともと道なんて無いところだからまっすぐに進むこと自体が不可能なのだ 登山道と違って道が無い
登りにくいとかじゃなくて登れないところばかり
でもそこを進まないと先に進めない
とにかくひたすら進むこと1時間
頂上らしきものが見えてきたのでがんばって登りきる
が、そこはほんとにちょこっとだけ平地なだけだった
※この辺で山の4分の1らへん 登れば登るほど険しい山になってきた
木が生い茂り隙間を通りながら、地べたを這いながら進む 何度目かの休憩を入れた
予想以上だ
困難が?違う 水分の補給量が
1Lのペットボトルと500mlパックのミルクティーしか持ってきてないからだ
ここでミルクティーを開けてしまうと、蓋が閉じれないから開けられない
貴重な飲料を溢すわけにはいかないからペットボトルだけしか飲めない
帰りの分も含めてペットボトルは飲まなきゃいけないし
体力はぜんぜん平気だった
山登りの経験も一度あったから十分ここで通用した
あとは動物的勘でその場所場所みながら進んでいった。
ここで2度目の頂上だと思ったらまた平地だった
ここまでで大体2時間
・・・・・・いまどのへんにいるんだよ?
携帯のGPS使って場所を確認した。携帯の画面に写されたのは、自分を中心に周囲に木がぽつぽつ立っている画面だった
・・・・・・はぁ?
これじゃどこに居るのかもわからねーよ! 戻るか進むかしかなかった
もちろん進む
山はさらに険しくなってきた ようやく下側からみて木が見えなくなってきた
おおっ! これは頂上に違いない!!
だがそこはまたしてもただの平地でしかなかった
精神的にかなり挫けそうになった
もう進むのがイヤにもなった
だが、引き返すにももう引き返せないくらい危ない場所にいた
ここまで来たんだ、進んでのうが高原ホテルみてやろうじゃねーか ひたすら進んだ
そしてようやく山の頂上部分についた
だが、おかしい何も無いってーか木しかない
地図を見る
・・・・・・・・・のうが高原の隣の山にきてしまった
現在位置だけは知りたい
ここからのうが高原の位置が分かればまだ進める
頂上部分に生えている丈夫な木を見つけ俺はそれに登りはじめた
このとき木に登るために軍手をつけた 街が見えた!
街の方向を下の二人に教え、他にも見えたものを報告する
木から降りて軍手をはずしながら3人で検討した結果・・・・
真横にまっすぐ進めば到達できる!という結論に達する ひたすら真横に・・・・・
で、舗装された道にでた!!!
このとき12時の音楽がなった
登山をはじめてから3時間が経過したころだった 一休みをつけ見つからないように警戒しながら道路を進む 分かれ道が多いし、意外と歩く
高いフェンスが続く道が見えてきた
ここだな

のうが高原 巨大廃墟ホテル

のうが高原内部 厨房から入ってホールの場所にきた 意外と広いな・・・・
実はこののうが高原、行き方などは調べたのだが内部がどうなっているかはぜんぜん調べてなかったのだ。
知っていたのは、野犬がいてゲートに警備員がいて到達が難しい廃墟 ということだけだった。
だからあのお風呂を見たときは度肝を抜かれた 馬鹿ですか?と

現在位置は真中のホール 3人は岩風呂に向かい、そこから別々の行動をとる。
岩風呂は若葉さんが最初に撮り、俺はホール、公太郎さんは客室から撮りはじめた。
俺の撮影ルート ホールの前に岩風呂の地下にも風呂があったので先にそこから
その次にホール、宴会場、食堂1階2階、エスカレーター、客室
最後に岩風呂という順番で撮影した
まっすぐホールに行こうとしたらお風呂のフロント横に妖しげなドアが・・・・
ちょっと覗いてみると真っ暗だが奥まで続いている でっかい懐中電灯は山登りのとき邪魔だから置いてきてしまった。
携帯の液晶画面で通路を照らしながら先に進んでいく けっこう下るなー

のうが高原 巨大廃墟ホテル

砂風呂!? 今立っている場所との高低差がありすぎるがそれ以外には考えにくい
砂が減ったのか・・・・・ これの隣には少し小さめの同じお風呂がありました
こっちは女風呂かな
別のドアからこの部屋をでると

のうが高原 巨大廃墟ホテル

ミッドセンチュリーなデザイン! この時代のものって存在感が強くて好きなんだよなー
その部屋の中にドアが2つあった

のうが高原 巨大廃墟ホテル

赤 と 青 のドア こいつはいい被写体だ 壁に埋め込まれている色違いのタイルも味がでている
これ以外にもボイラー室とかいろいろとあったが暗すぎて写真が撮れず断念した
同じように真っ暗な通路を戻る 野犬とか誰かいないかとかは考えたが、ぜんぜん怖くなかったなー

のうが高原 巨大廃墟ホテル

ホールの手前のゲームセンター前の階段にて

のうが高原 巨大廃墟ホテル

ロッカーのアップ この錆びかたがいいんだ

のうが高原 巨大廃墟ホテル

ゲームセンター 無駄に広いです
ごめん、お風呂側のホールの写真は撮ってなかった

のうが高原 巨大廃墟ホテル

このホールの天井にあったシャンデリア

のうが高原 巨大廃墟ホテル

拡大

のうが高原 巨大廃墟ホテル

サーベルタイガー?の頭蓋骨 ホールはこんなものしか写ってません

のうが高原 巨大廃墟ホテル

これはお土産屋さんだったところ 白いランプがぶら下がっています 雨水が中に溜まってその重さで落ちてきたのです

⇒ のうが高原 エピソード2