聖地といわれる美しい廃墟、摩耶観光ホテル。大阪、兵庫、全国を代表する昭和の建物廃墟

舞台の裏側から 出番待ちの人の視点

摩耶観光ホテル

ドキドキ きゅん
出番がきた人の視点

摩耶観光ホテル

だ、誰もいねぇ・・・・!
外に出ます 小林伸一郎さんの写真を舐めまわすようにみた場所にきました

摩耶観光ホテル

この柱がまるで世界を現しているような感覚
混沌という海の上に幾つもの杖が立っていて杖の上に世界があり、その一つがいま自分たちがいる世界
その杖は前か後ろかわからないがみな同じ方向に進んでいる
この場所の後ろはロープウェー駅があるが、夏の草木によって遮られ
見つかる危険性をほぼ0の状態にしてくれた

摩耶観光ホテル

向こう側はバーだったという

摩耶観光ホテル

数年前まではこの場所もガラスが一枚も割られていなかったらしい・・・・
食堂に迷い込んだ

摩耶観光ホテル

 

摩耶観光ホテル

崩壊に寂しい気持ちだけが湧き上がる
食堂らしき大広間にきた

摩耶観光ホテル

電話です

摩耶観光ホテル

凝ってるよなー 予想以上に内部は複雑に作られており、なかなかの探索意欲を掻き立てられる。
一階だと思っていた場所は実は2階だったとフェイクも利いている さて、あの場所はどこだろうか?
摩耶観光ホテルが有名な理由は2つ 概観のフォルムの美しさと、ある部屋の美しさ
地下、に行ってみます 地下は水周りの部屋でした お風呂とか洗面所

摩耶観光ホテル

この光彩色がまんま出ていました

摩耶観光ホテル

このお風呂も造りは凝っているが狭いためにカメラに全部収まりきらず

摩耶観光ホテル

ここも狭かった
大人数で入ることはできないみたい お目当ての部屋が見つからずにうろうろと彷徨う

摩耶観光ホテル

このデザインがなんとも

摩耶観光ホテル

窓 イカス!
お目当ての部屋についに到着
わかりにくいというよりも、この先にあるとはちょっと思わない

摩耶観光ホテル

これがずっと観たかった!

摩耶観光ホテル

緑色が部屋にはもっとたくさん溢れていたが、カメラにそれは写らなかった でもそれは仕方ない

摩耶観光ホテル

この場所に立ててよかったよ
その後再度撮り忘れた場所や気になる場所を撮影し直し 摩耶観を出ることにした 最後にみた摩耶観の姿

摩耶観光ホテル

左側の煙突をみることはもう出来ないのだ
残された写真でしか
あとはこの光景を自分の目でみた人の記憶だけ
その記憶もいずれ忘れてしまう・・・・

~~ 帰還談 ~~
帰りにまたあの切り崩れた崖を渡らなければならなかった。
よつんばで歩いているのに す、滑る!? いや、滑っている!!!!!
慌てて膝をついて摩擦の表面積を広げてどうにか滑落は避けれた
しかし動けない・・・・・
どうにかこうにかしてなんとか渡りきるが、かなり危なかった
ケーブル駅で摩耶観光ホテルを一望できたから、ちょっと腹ごしらえをして 休憩しながら涼んだ
なかなかできない贅沢だよ 車に戻るにはまた山を上らなければならない。
ここで初めてロープウェーが運休していたことを知る 楽して帰ろうと思っていたのに
途中で「摩耶花壇」を観たが、早く車に戻りたかったのと 若葉さんが登山の疲れでキレかけていたために素通りとなった。
のちの情報によると、この場所も最高な廃墟だった
いつかリベンジ
車に戻ったときには 夕日が傾きかけていた