以前、レジャーホテルファンドについてお話をさせて頂きましたが、その後大変注目を集め、雑誌等で大きな話題となり、レジャーホテルファンドに投資をする方も増えてきているようです。今回、次回の2回にわけて、レジャーホテルファンドがその後どうなっているかについてみていきたいと思います。
レジャーホテルファンドの市場規模
レジャーホテルファンドって、そもそも何?というお話は、以前にもさせて頂いておりますが、投資対象である、レジャーホテル、いわゆるラブホテル市場とはどれくらいの市場規模を持っているか、ご存知ですか?
レジャーホテル市場は、国内で2兆円規模を有しています。とはいっても、2兆円規模って、いわれてピンときますか?
例えば、新しい機種が続々と登場しているTVゲーム市場。毎年、国内外のゲーム市場の調査を行なっている株式会社エンターブレインの『ファミ通ゲーム白書』によると、昨年の世界のゲーム市場規模が2兆8330億円。
また、女性の必需品ともいえる化粧品業界の市場規模は、『化粧品マーケティング要覧 総括編』2005(富士経済 年刊)によれば、過去10年間、約2兆1700万円前後での横ばいの様子。
レジャーホテルの市場規模、なんとなくイメージがつかめるでしょうか。結構、大きな市場であることがわかりますよね。
どんな人が投資してるの?
グローバルファイナンシャルサポート株式会社(以下GFS)の調べによると、30代~50代の年代の方が半数以上。性別でみると、男性が多く、8割弱を占めています。
ファンドの性格上、細かな属性についてのデータは公表されていませんが、金融機関勤務の方や公務員という、比較的安定志向の方も投資されているとのお話も伺いました。
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どんな人が投資しているの?・・・詳細は表をクリックしてください! |
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幅広い年代の男性、また公務員といったカタめの投資家イメージが浮かんでくるレジャーホテルファンド。
そのような投資家属性が生まれる背景には何があるのでしょうか。
同社が行ったアンケートによると、レジャーホテルファンドの最大の魅力として「利回り」を挙げた人が7割近くもいます。
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そもそもレジャーホテル事業は利益率が高いのが大きな特徴。まず、料金システムが一般的なホテルと異なり、「時間貸しシステム」があるために、1日3回転以上の客室回転数が可能となり、一般的なレジャーホテルの場合でも営業利益率は45%にもなるとのこと。
また、法規制や独特の商習慣があるため、容易な新規参入がしづらい業界であり、全国に約27,000棟のレジャーホテルがありますが、9割超が個人や家族経営という実態もあります。
そのため、仮に新規参入が起きたとしても、レジャーホテルの特性上、エリアとしての集客力が向上するメリットに転じるため、適切なマーケティングを施したレジャーホテルの集客がより高まる結果が生じます。
その裏付けとして、GFSでは、これまでに販売したレジャーホテルファンドにおいて、年次決算を迎えた商品の配当は、すべて上限配当【8.4%(年)】を実施。新発ファンドごとに、出資者数、ファンド規模が拡大していくのもうなずける利回りとその背景ですね。
次回は・・・
GFSでは、最近、
新しいファンドを発売しました。次回はその新しいファンドの商品特性とその理由、またレジャーホテルファンドをとりまく法規制の変化について、お話していきたいと思います。
ホテルファンドドットコムグローバルファイナンシャルサポート株式会社レジャーホテルファンド第1回