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橋下市長 元慰安婦の女性と面会意向
9月25日 14時49分

大阪市の橋下市長は、記者団に対し、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡るみずからの発言に関連して、今後、元従軍慰安婦の女性に面会して、直接意見を聞きたいという意向を示しました。

いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って、橋下市長が先月、「慰安婦が、旧日本軍に暴行・脅迫の上で連れてこられた証拠はない」と発言したことを受け、元従軍慰安婦の女性が24日、大阪市役所を訪れ、発言の撤回と謝罪を求めましたが、休暇を取っていた橋下市長との面会は実現しませんでした。
これについて橋下市長は、「きのうは休みだったので会えなかったが、自分はある意味で重要な発言をしているし、慰安婦だった方が言いたいことがあるならば、直接聞こうと思っている」と述べ、今後、元従軍慰安婦の女性に面会して、直接意見を聞きたいという意向を示しました。
そのうえで、橋下市長は、「慰安婦だった方の心境やご苦労は当然、承知しているつもりだ。私としては、日本が暴行や脅迫、それに拉致という形で国際社会に非難される強制連行をやったという証拠はないということを、しっかり伝えたい」と述べ、面会した際には、みずからの考え方についても説明したいという考えを示しました。

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