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三日午後零時半頃、愛知県知多郡美浜町上野間の名鉄知多新線で、線路沿いの山の斜面が崩れ落ち、土砂が線路を埋めた。名鉄では警戒中で崩落の兆候に気付いた現場職員からの要請で、土砂崩れ発生約三十分前から電車の運行を見合わせていた。間一髪の的確な判断が、大惨事を防いだ。
崩落現場は同線の上野間-美浜緑苑間の小原トンネル北約十メートル。名鉄によると同日午前三時ごろ、巡回中の保線係員が、現場斜面から小石がポロポロ落ち、線路の架線上に雑木が引っ掛かっているのを発見した。直後から係員約三十人で警戒、同十一時半すぎ山肌に亀裂が見られたため、土砂崩れの恐れがあると判断。正午から電車を運休させた。その後、土砂崩れが起きたという。ダイヤ通りだと、崩落発生の前後二十分間に上下合わせて六本が通過する予定だった。
半田署や名鉄の調べによると現場では、線路(単線)東側の高さ約二十メートルの斜面が幅約二十メートル程崩れ、線路を幅約二十メートル、高さ約三メートルにわたり覆うようにふさいだ。約百人の作業員が出て、約五百立方メートル(約五十万リットル)の土砂を除去、午後九時ごろ復旧した。
(中日新聞朝刊より)
この土砂崩れにより、美浜緑苑駅の南一つ目の駅、知多奥田駅に隣接する日本福祉大学では午後の講義を急遽全面中止した。それでも大学には多くの学生が残され、知多奥田駅から知多武豊駅までの代替えバスや河和駅までのバスに乗り帰路についた。この日は梅雨入り後ということもあり朝から大量の雨が降り続けていたが、原因はこの雨だけではないだろう。今年は4月から雨が頻繁に降り異常気象ともいえる降りようだった。そのためいたるところの地盤が緩み始めており、いつ土砂崩れが起こっても不思議ではない状況だった。同線路沿いには今回土砂崩れが起きた斜面と同じようなところや、土砂崩れの起こりそうながけの上を通過しており、まだまだ警戒が必要である。
名鉄知多新線の駅で、日本福祉大学の下車駅となっている知多奥田駅周辺では大学に通う学生の車がいたるところに駐車されており、普段から怒りを蓄積していた大学付近の住民がついに爆発、大問題として表面化した。
知多奥田駅の西側は一面水田であり細い道路が張り巡らされている。普段は農家の人たちの仕事に使う道路だが、大学が始まるとたちまち大学生の専用駐車場と化してしまう。現場は道幅が六メートルあるか、ないかの大変狭い道路。車がすれ違うのにも運転席の反対側のタイヤが路肩にはみ出してようやくすれ違うことが出来るほどの大変狭い道路。路肩は雨が降ると崩れやすく、すれ違うのも大変な勇気が必要となる。このような状態の道路に路上駐車しているため実際は片側通行になっている。
道路自体は駐車禁止ではなく、昼は12時間夜は8時間連続で駐車していないと駐車違反とならないため、住民の通報を受けた警察も動けない状態だった。しかし、交差点の付近や、曲がり角、水田で使用する農作業機具を運ぶための軽トラックや耕運機などが通る場所にも止めてしまう学生が多発、ついに住民が爆発した。
大学側では駐車場を設けているが、駐車できるスペースが大変少なく、また、スペース自体も大変狭いため学生の間では改善を求める声があがっている。大学内の駐車場ではあふれる車の為本来駐車場ではないはずの部分にも駐車が行われており、車が横を通りのも大変苦労する羽目になっている。この現象は新学期が始まる時期が一番酷い。免許を取りたての学生が駐車場に停めに来るのだが、当然のごとく少ない駐車場で止めるところが無い。当然スペースを見つけて駐車になるのだが、他の車のことに気がつかないらしく、横を通過できない車がでる。
この状況を嫌う学生や、止めるところがなかった学生が、路上駐車の踏み切るわけだが、数が多いため本来駐車すると迷惑なところにまで仕方なく駐車する始末である。
学生の言い分はこうであるが、住民の言い分は違法駐車で農作業ができないなどである。駐車を嫌う住民のあてつけかと思われるが、実際に現場を見ると住民の言い分通り違法駐車のため作業ができない部分があり、問題が発生すると思われる。
大学側もこの問題を解決するため、周辺の土地に駐車場を作ろうと考えているが、周りは山ばかりでなかなかよい土地が見つからず保留中である。
日本福祉大学では、お昼放課などに食料品売り場(生協)が大変混雑し、レジでは長い行列が出来るという状態が続いていた。食堂でも同じく長い行列が作られ、ラーメンなどは強制的に伸びさせられていた。大学側は今年より導入したプリペイドカードを利用することにより、レジの混雑が緩和されると思っていた。しかし、実際にそのカードを利用している学生はまだ多くなく、長い行列の原因となるお釣の受け渡しが相変わらず行われており、ほんの少しだけ緩和した。
このカードは現在のところ最大1000円であり、昼食などを二回取るともうカードは使えなくなる状況である。このような状況ではあまりカードを使うメリットがなく、カード自体を購入することも面倒に感じられる。
高額のカードも用意しようとしているが、テレホンカードにあるように高額の金券やカード類は偽造などの被害を受けやすいためやすやすとは導入できない。
このカードは食堂だけでなく、お菓子などの小物も買えるので一枚持っていると小銭が無いときや、財布と出すのが面倒くさいときなどに大変便利である。また、「支払いはカードで」といって差し出すとダンディーさが表面化してもてもてか?
本来ならば岡山理科大学が導入しているような学生証とビザカード(クレジットカード)がいっしょになったものが望ましい。その大学では食料品などを購入したり、食堂で食事をしたりするときはカードをカードリーダーに通すだけであり大変便利である。しかし、この方式にも盗難時の対処など問題がある。