誰も止められないのでしょうか?
今日もガンマンは相双保健所に行って、引き出しをするという情報が昨夜のうちに入ってました。
今日は病院もあったし、別の用事も入っていたので私は行く事ができませんでした。
慶次君が3段譲渡された里親さんに噛み付いたことも昨夜のうちに教えて下さったメールが届いていました。
前ブログにも書きましたが、どうして今、福島の子なのでしょう?
勿論助けることは大切です。
でも、緊急性はありません。
第一シェルターに置いておいても殺処分されることはないからです。
焦って引き出してジャンプ君や、慶次くんのような事故を起こしたら、今後引き出しの道が閉ざされることもあります。
そしてそれは一生懸命震災直後から尽力してきた、ボランティアさんや、地元の団体さんにとっても困ることなのです。
なのでみんな、咬傷事故や2段、3段譲渡を騒ぎたくても騒げないのです。
でも私は違うと思います。
堂々と抗議もしなければ、いつまでもガンマンのやりたい放題を許すことになってしまいます。
こんな事故が続いたら、本当に里親さんに手を挙げる人も少なくなってしまいます。
今、第一シェルターに残された犬たちはもっと人に信頼を覚えさせなければ、危険な犬たちが多いです。
そんな犬を出してしまう、相双保健所や第一シェルターにも問題はあると思います。
これは、安易な引き出しです。そして里親さんに手をあげる方も安易な気持ちで手をあげてないですか?
名前貸しでガンマンの引き出しを手伝っているみなさん、あなた達は善意の気持ちでなされていることもわかっています。
ですが、これは逆に迷惑行為となっているのです。
引き出してガンマンに渡した後のことを考えたことはありますか?
現に2匹引き出した犬が咬傷事故を起こしている。
里親さんになって下さった方や、噛まれた獣医さんが大事にするとジャンプや慶次が殺処分になってしまうと優しい気持ちで対処してくださっているからで、他のセンターから引き出した犬が咬傷事故を起こした場合、最悪その子が殺処分になる場合でさえあるのです。
そういうことも踏まえてご自分で里親になるならともかく、禁じられている2段譲渡、3段譲渡に手を貸す自体間違っています。
そして今回の事故を、安易な気持ちで引き出しを手伝った大楠さん、あなたの責任は重いですよ。