2012年09月25日

中国空母は「張り子の虎」


初の空母「遼寧」が就役=国威発揚、周辺国に警戒も−中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012092500441&rel=y&g=int

「張り子の虎」とは見かけだおしを意味する。

そもそも論として、空母とは何か。

空と母で空母であり、正式には航空母艦である。つまり、航空機が離発着できる船上の軍事基地である。

性能や大きさより、搭載される戦闘機が何であるかが問題視されなくてはならない。

少しだけ考えれば分かる。日本、韓国、台湾にはアメリカ製の最新鋭機が配備されていると言うと過言になるが、例えば台湾にはF15機が配備されている。台湾政府は最新鋭機の導入をアメリカに求めているようであるが実現していない。

その理由は、中国の戦闘機との「バランス」である。例えば、ステルス戦闘機のような最新鋭機をアメリカが台湾に与えると、圧倒的に台湾の戦闘能力が高まり、中国に徴発された台湾が、中国と交戦する可能性が否定できない。

アメリカはヘビー級の殴り合いができるが、台湾や中国は共にバンタム級位の戦力を維持する方がアメリカにとっても「安心」なのである。(反対に、戦争を放棄した日本には高価な最新鋭機を売りつけてくる。これがアメリカである)

中国の空母に搭載する戦闘機は、中国製の最新鋭機であろう。アメリカの空母と対したら、果たして空中戦を行う決意があるのか。はなはだ疑問である。

posted by S・C・ NAKAMURA at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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