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最終処分場候補地で反対集会9月25日 6時22分
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放射性物質を含む焼却灰などの最終処分場の候補地として、国が栃木県矢板市の国有林を提示したことについて、24日夜、およそ1500人の市民が参加して反対集会が開かれ、国に候補地の白紙撤回を求める決議を採択しました。
国は今月初め、栃木県内で発生した1キログラムあたり8000ベクレルを超える放射性物質を含む焼却灰や汚泥を処理する最終処分場の候補地として、矢板市の国有林を提示しました。
これに対して24日夜、矢板市で反対集会が開かれ、およそ1500人の市民が参加しました。
このなかで矢板市の遠藤忠市長は、「今、矢板市にはきわめて重大な問題がのしかかっている。あとあとまで悔いを残さないように行動して行かなくてはならない」と呼びかけました。
集会では、「候補地の選定は市民の生活に将来にわたって大きな影響を及ぼす」などとして、候補地の白紙撤回を求める決議が満場一致で採択され、市民が一丸となって反対運動を進めていくことを決めました。
地元自治会などで作る矢板市民同盟会の小野崎俊行会長は、「子どもたちの未来のためにも矢板市の自然は絶対に守っていかなければならない。目標は候補地選定の白紙撤回でそれ以外にありません」と話していました。
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