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尖閣 台湾漁船40~50隻が接続水域に
9月25日 7時57分

尖閣 台湾漁船40~50隻が接続水域に
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沖縄県の尖閣諸島沖で、日本政府による尖閣諸島の国有化に抗議するため台湾から来たとみられる漁船、およそ40隻から50隻と台湾の巡視船およそ10隻が25日朝、領海のすぐ外側にある「接続水域」を航行していることが確認され、海上保安本部は領海に侵入しないよう警告を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、25日午前6時ごろ、尖閣諸島の魚釣島の沖合の「接続水域」に、台湾から来たとみられるおよそ40隻から50隻の漁船が北東に向けて航行しているのを、警戒中の日本の巡視船が確認したということです。
近くには台湾の海上警備当局の巡視船およそ10隻も航行していて日本の巡視船が警告したところ、「ここは台湾の海域であり、正当な業務を行っている」と無線で応答し、日本の巡視船に対し海域から離れるよう求めたということです。
台湾の港からは、日本時間の24日夕方、日本政府による尖閣諸島の国有化に抗議するため漁船およそ60隻が出港していました。
「接続水域」に入った漁船には「魚釣島は台湾のものだ」という内容などが書かれたのぼりや旗が掲げられているということで、海上保安本部は、領海に侵入しないようマイクや電光掲示板などで警告を続けています。
一方、尖閣諸島の沖合の「接続水域」を航行している中国当局の船は、午前7時の時点で5隻に上るということです。

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