定員超の乗用車衝突 ６人死傷

9月23日 12時56分

北九州市門司区で、定員を超える６人が乗った乗用車が、対向車線にはみ出して電柱に衝突し、１人が死亡、５人が重軽傷を負いました。

２３日午前１時前、北九州市門司区瀬戸町の市道で、乗用車が対向車線にはみだし、ガードレールを乗り越えて、電柱に衝突しました。この事故で、車に乗っていた１８歳から１９歳の男性６人のうち、後部座席にいたとみられる北九州市門司区の大学生、伊藤俊裕さん（１８）が、全身を強く打って死亡しました。
また、ほかの５人も胸を強く打つなどして３人が大けが、２人が軽いけがをして、病院で手当てを受けています。
乗用車に乗っていた６人は、地元の中学校の同級生や友人だったということです。
警察によりますと、乗用車の定員は５人で、事故が起きたときは、定員より１人多かったということです。
現場は、ゆるやかな右カーブの曲がり角付近で、警察は車の壊れ具合などからスピードを出しすぎてカーブを曲がりきれなかった疑いもあるとみて、事故の原因を調べています。