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千葉県 焼却灰保管施設着工へ9月23日 13時15分
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千葉県が放射性物質を含んだごみの焼却灰を来月末から県有地に移して一時保管することを受けて、保管する施設の建設が、週明けから本格的に始まることになりました。
千葉県の柏市や松戸市などでは、放射性物質を含んで処分できなくなっているごみの焼却灰が増え、千葉県は、およそ2500トンの焼却灰を、我孫子市と印西市にまたがる県の下水道終末処理場の敷地に来月末から受け入れ、一時保管することにしています。
これに伴って、焼却灰を保管する倉庫の建設や放射線を遮断する土のうの設置などが、週明けから本格的に始まることになりました。地元の住民などは建設に強く反発していて、印西市の板倉正直市長は「市民感情を考えれば容認できる状況にはない。徹底した安全性の確保と恒久的な保管にならないことを求めていく」としています。これに対して、千葉県は「施設の安全性などについて地元への説明は十分に行ったと考えている。焼却灰が増え続ける現状では、速やかに建設を始めなければならないと判断した」としています。
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