| 2012年 9月 24日 |
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「自宅で殺害」認める
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笠岡市の食品会社の倉庫で女性の遺体が見つかった事件で、逮捕された男は自宅で女性を殺害後、自分の車で倉庫まで運んだと供述しています。この事件は三豊市山本町のパン製造販売業池田恭一容疑者(55)が今月15日、同居していた深川智子さん(43)の遺体を笠岡市の食品会社の倉庫に捨てたとして死体遺棄の疑いで逮捕されたものです。警察によりますと池田容疑者は深川さんを自宅で殺害したことを認めていて、遺体を数日放置していましたが、異臭が激しくなったため隠すことを決意。以前仕事で出入りしていた食品会社の倉庫に早朝に持ち込めばばれないと考え、遺体を布団ごとカーペットでくるんだ上自分の車に乗せて運んだと供述しているということです。警察の車の検証では血液反応は認められませんでした。池田容疑者はおととし7月、食品会社から持ちかけられパン店をオープン。その年の10月に、パートに応募してきた深川さんと知り合ったということです。警察は今後池田容疑者を殺人の疑いで再逮捕し、動機などを調べることにしています。
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保育士の女を逮捕
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岡山市の保育園に勤務する53歳の保育士の女が交際を断られた男性の家の庭に無断で侵入したとして住居侵入の疑いで現行犯逮捕されました。逮捕されたのは岡山市北区牟佐の牟佐保育園に勤務する主任保育士、田中結実容疑者(53)です。警察によりますと田中容疑者はきのう午後11時55分頃、岡山市内に住む38歳の男性会社員の家の庭に無断で侵入した疑いです。この家では今年6月以降車がパンクさせられたり、表札や塀にペンキがかけられるなどの被害が相次いでいて警察が張り込みをしていたところ田中容疑者が侵入するのを確認し、現行犯逮捕しました。警察の調べに対し田中容疑者は容疑を認めていて、逮捕された時、千枚通しやペンキなどが入った容器を持っていました。田中容疑者は男性と同じテニスクラブに所属し、交際を断られたことがあるということで、警察は一連の被害も田中容疑者の犯行と見て追及する方針です。
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消防出張所長を免職
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先月、飲酒運転でバイクをはねて男性をケガさせたとしてひき逃げなどの罪で起訴された高松市の消防士の男が懲戒免職処分を受けました。懲戒免職となったのは高松市消防局川添出張所に勤務する宮宇地克弥所長(50)です。宮宇地所長は先月18日夜、酒を飲んで車を運転し高松市春日町の県道でバイクに追突しました。乗っていた男性は転倒し、全治7日間のケガをしましたが宮宇地所長はそのまま逃走しひき逃げなどの罪で起訴されていました。高松市消防局は宮宇地所長をきょう付けで懲戒免職処分にするとともに消防局長など3人を管理責任があるとして戒告処分としました。市消防局では引き続き再発防止を徹底し市民の信頼回復に努めると話しています。
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漁網供給でタッグ
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大地震に備えリスク分散を図ります。魚を捕るための網を製造する岡山と愛知のメーカーが災害時の相互支援について委託契約を交わしました。魚を捕るための網「漁網」の生産量は、愛知県に次いで岡山県が2位で、魚の種類や大きさによって網も異なることから、すべて受注生産となっています。今回の委託契約は南海トラフを震源とした大地震に備えたもので、瀬戸内市の横山製網を中心とした県内の漁網メーカー4社のグループと愛知県のメーカー2社が契約を結んでいます。契約では大地震が発生し、岡山県内で底引き網の供給が出来なくなった場合、愛知県内のメーカーが製品を加工し納入することになっていて、リスクを分散し供給体制を確保するのが狙いです。横山製網では他の種類の網についても万が一に備え、提携先を広げていきたいとしています。
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