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【国際】

「シリアへ支援部隊派遣」 イラン初めて認める

 【カイロ=今村実】イラン革命防衛隊のジャファリ司令官は十六日、精鋭の特殊部隊「コッズ」を内戦状態のシリアに派遣していると記者会見で明らかにした。イラン当局が、アサド政権の支援を目的とした部隊派遣を認めたのは初めて。AFP通信が伝えた。

 ジャファリ氏は「多くのコッズ隊員が、シリアとレバノンにいる。イランは、反イスラエルのメンバーとしてシリアを守ることに誇りを持っている」と明言。「他国がテロリスト(反体制派)を支援するのをためらわない中、われわれの経験をシリア側に伝えている」と語り、任務はアサド政権への助言だと強調した。

 イランはトルコやサウジアラビアなどが、反体制派を武装化させアサド政権の転覆を狙っていると非難してきた。一方、欧米やアラブ諸国は、イランがシリアの反体制派弾圧を軍事的に支援していると批判している。

 

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