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2012年9月24日(月) 20:18 |
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市街地で増え続けるスズメバチ
朝晩はすっかり秋めいて、夜は虫の音も響くようになりましたが、一方で危険な虫の動きも活発になっています。 スズメバチです。 23日、香川県では5人がスズメバチに襲われました。
赤磐市にある神社の軒先に、スズメバチが巣を作っていました。 少し小型のキイロスズメバチです。 刺されると、場合によっては命に危険を及ぼすスズメバチ。 夏が終わり、その数は急激に増えているといいます。 23日、スズメバチに刺され 5人がけがをしました。 三豊市高瀬町の神社の参道の、そのすぐ脇の土の中に巣があったのです。 巣の存在に気付かず草刈をしようとしていたところ、突然、スズメバチは襲ってきたといいます。 もともとは自然の中、山などに巣を作るスズメバチ。 実はその巣は、市街地でも増え続けていると言います。 植え込みや軒先などが巣を作る場所として狙われているのです。 スズメバチが増えるこの時期には、駆除の依頼も増えています。 岡山市を中心に活動するこの業者は多いときは1日10件以上、住宅地でスズメバチの巣を駆除するといいます。 なぜ住宅地にスズメバチの巣が増えてきたのか、それには理由があります。 自然が減った市街地でもエサになるものを探す。 自然の中でしか生きられない虫と違い、スズメバチは都市化に適応しているのです。 都市化に適応し市街地で増え続けるスズメバチ。 スズメバチを見たら、住宅地でも近くに巣があることを意識するそんな警戒も必要です。
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