草なぎ　夏帆と濃厚キス　映画「任侠ヘルパー」

　映画「任侠ヘルパー」（西谷弘監督、１１月１７日公開）の完成披露会見が２４日、東京・六本木のグランドハイアット東京で開かれ、主演のＳＭＡＰ草なぎ剛（３８）をはじめ、安田成美（４５）、夏帆（２１）、風間俊介（２９）、香川照之（４６）が出席した。

　２００９年７月期にフジテレビ系で放送された連続ドラマの劇場版で、昨年１月放送のスペシャルドラマの続編。極道の世界に身を置きながら、老人介護施設でヘルパーとして働いていた主人公の翼彦一（草なぎ）は、足を洗ってコンビニ店員として暮らしていたが、ある事件をきっかけに新たな介護施設をめぐって強大な敵と戦うことになる。

　草なぎはキャバクラ嬢役の夏帆と濃厚なラブシーンに挑戦。劇中では金髪でド派手な格好をしていた夏帆が、この日は普段通りの黒髪美人に戻っていたため「一緒に仕事したの？　っていうくらい別人だね」と目を丸くした。

　「すごく緊張しましたが、ひたすら草なぎさんについていきました」とほおを赤らめながらシーンを振り返る夏帆。照れた草なぎは「大人っぽい一面も見せたかったし、見ていただいた方にドキッとしていただきたいので、いいと思います！！」と返したが、自分の中途半端な受け答えに思わず噴き出していた。

　２３日午後、夫で俳優の赤西仁（２８）との間に第一子となる長女を出産した女優の黒木メイサ（２４）は、連ドラではヒロインを務めていた。映画でも友情出演を果たし、クライマックスシーンで彦一を手助けする。

　黒木への祝福メッセージを求められた草なぎは「メイサちゃん、おめでとう！！」と親指を突き上げ、「出産で忙しく、この映画を見られていないと思う。僕はメイサちゃんとのシーンがすごく好き。落ち着いたら見ていただきたい」と話した。