東日本ボクシング協会は24日、東京都内で理事会を開き、日本ボクシングコミッション(JBC)が検討している未公認の世界統括団体であるIBFとWBOへの加盟に向け、世界王座挑戦者資格の基準をまとめた。
大橋秀行会長は「日本、東洋太平洋王座獲得経験者と、アマチュアの国際大会で3位以内に入った実績のある選手に限る。挑戦者の乱造防止が目的。これは、現在公認しているWBCやWBAにも適用される。国内のみの適用にしたい」と話した。
来月13日予定の日本プロボクシング協会の理事会で詳細を詰め、JBCに伝える。
これまでJBCは、王座の権威を守るため、主要4団体のうちWBAとWBCのみ認可。IBFとWBOについては、WBAとWBCの現役王者との王座統一戦に限り認めていた。だが、IBFとWBOにも人気・実力両面で遜色ないスーパースターが出現していることを重視。年内にも両団体に加盟することを念頭に動いている。
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