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京浜急行 土砂崩れに突っ込み脱線6人けが
9月25日 1時5分

京浜急行 土砂崩れに突っ込み脱線6人けが
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25日午前0時ごろ神奈川県横須賀市の京浜急行線で、崩れた土砂に特急電車が突っ込み、先頭の車両など合わせて4両が脱線しました。
警察によりますと、この事故で、乗客5人と運転士の合わせて6人がけがをしたということです。

25日午前0時ごろ、横須賀市追浜町の京浜急行線の追浜駅と京急田浦駅の間で、線路脇の崖が崩れ、線路内に流れ込んだ土砂に8両編成の下りの特急電車が突っ込みました。
この事故で、電車の先頭車両から4両目までが脱線し、一部が土砂に乗り上げたということです。
警察によりますと、当時、電車には乗客およそ600人が乗っていて、このうち先頭車両に乗っていた成人の男性4人と女性1人の乗客5人が軽いけがをしたほか、運転士もけがをして手当てを受けているということです。
ほかの乗客は全員が電車を降りて近くの京急田浦駅に向かったということで、消防によりますと、このうち2人が気分が悪くなったなどと訴え、手当てを受けたということです。
現場は京急田浦駅から追浜駅よりに600メートル近く離れた場所で、現在、電車はトンネル付近で止まっているということです。
神奈川県横須賀市付近では気象庁のレーダーによる解析で、24日午後11時までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁が記録的短時間大雨情報を出して警戒を呼びかけていました。

付近で過去にも土砂崩れで脱線

今回、土砂崩れが起きて特急電車が突っ込み脱線した現場近くの京浜急行線では、平成9年4月、雨の影響で、線路沿いの山の斜面が崩れて普通電車が土砂に乗り上げ脱線する事故が起きています。
この事故では、4両編成のうち、前の3両が脱線し、乗客など合わせて19人がけがをしています。

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