「国民の審判を・・・・・・!」(9)
「国民の審判を・・・・・・!」(9)
民主党代表選が終った後、残るは自民党総裁選の結果でしょう。後2日かで結論は出ます。安倍氏は必死に動き回り墓穴を掘っています。石原氏は劣勢を跳ね返すべく派閥政治の長老支配を頼っています。
今日の「日経新聞・2面」に『3党合意の年金。医療議論の場「社会保障国民会議」石破・林氏早期設置に理解。安倍・石原氏まず解散を主張。自民党総裁選候補者間に違い』とあります。
『26投開票の自民党総裁選は23日、最後の週末を迎え、各候補者が街頭やテレビ出演などで支持を訴えた。
年金や医療制度の将来像を議論する社会保障制度改革国民会議に関し、石破茂前政調会長(55)と林芳正政調会長代理(51)は政府が求める早期設置に理解を表明。安倍晋三元首相(58)と石原幹事長(55)は衆院解散が先決との立場を強調した。いずれもNHK番組での発言。町村信孝元外相(67)は体調不良のため出席しなかった。
国民会議は有識者を中心に社会保障制度のあり方を議論する場で、民主、自民、公明の3党合意に盛り込まれた。自民党執行部は衆院解散前の設置に反対の立場を主張してきた。候補者間で姿勢の違いが浮き彫りになった。
石破氏は「社会保障をどう充実させるかは首相と新総裁、公明党代表が話し合うべきことだ」と指摘。林氏は「解散が先延ばしされて『国民会議の時間が3ヵ月しかなかった』では困る。(解散が先という執行部の方針には)あまりにこだわっていない」と述べた。
一方、石原氏は「3党合意が是か非かを国民に問いたださないといけない」と主張。安倍氏も「首相は先に衆院選をするという約束くらい果たすべきだ」と強調した。
総裁選は、地方票で先行する石破氏が今のところ優位に戦いを進め、安倍、石原両氏が決選投票への進出をかけて2位争いを展開する情勢だ』
此の記事を読めば、26日の自民党総裁選の結果は一目瞭然で、安倍氏も石原氏も2位争いの果て、共倒れに終わる公算が大きくなりました。国民が何を望んでいるか判らぬ人物に国政は任せられないからです。
熱海の爺
追伸・「国民の審判」は、必ず正しい結論を出すでしょう。日本国民は決して愚かではありません。3年前の「政権交代選挙」の失敗を教訓として、正しい審判を下すことを信じたいと思います。 |