日本人が手がけるフィリピン発のエシカルブランド「EDAYA」が誕生。リリースを頂いたのでご紹介です。
コーディリエラ地方の無形文化を守るために
「EDAYA」を設立したのは、山下彩香、Edgar Banasan(エドガー・バナサン)のお二人。山下さんは1985年生まれ、エドガーさんは1971年生まれの工芸家&音楽家。山下さんのストーリーはPDFにもまとまっています。
今回1年半を掛けて「EDAYA」を立ち上げ、楽器・ジュエリーの販売を始めます。都市化が進むコーディリエラ地方の無形文化を守るために創られた、いわゆる「エシカルブランド」です。
以下、カタログより。こちらは竹と金を使った特徴的なジュエリー。
こちらは楽器のライン。僕は大学時代民俗楽器も演奏していたのですが、これは質が高そう(市場に出回っているものは、観光客向けの作りが甘い楽器が多いんですよね…)。
正式発表は10/19、これらはあくまで一部の製品とのこと。事前予約も受け付けています。
19日にはローンチイベントも実施されます。エドガーさんによるコーディリエラ音楽の生演奏も楽しめるそうです。これは貴重!
というわけで、日本人が手がける本格的なエシカルブランド「EDAYA」。ぜひ関心がある方は彼らの製品、イベントをチェックしてみてください。
以下、民俗音楽好きからの余談です。
コーディリエラの音楽といえば「鼻笛」。音量はそれほど大きくない楽器で、もともと求愛に使われていた楽器だそうです。静かなところで、たった一人のために愛の調べを奏でる、なんて素敵な挿絵を何かの本で見た記憶があります。