そろそろブログでもアナウンス。
週一東京、業務量半分
うちの奥さんが11月に出産を控えているので、11月を境に育休期間に入ります。
出産に合わせて多摩市に移住するので、都心に出る予定も減らしていきます。多摩から新宿までは概ね40分くらいなのでそう遠くはないのですが、「週一東京」ペースを目指したいと思います(多分週二くらいで出向くことになりそうですが…)。
というわけで、取材やNPO支援も、基本はSkypeで行っていこうと思います。なお、何がしかの金銭的対価を頂いている場合は、変わらず対面でミーティングさせて頂きます。
業務量は50%程度にまで削減し、一日5時間ブログを書き、あとは自由時間にしたいと考えています。時折イベントやコンサルティングで東京に出向く、みたいなイメージ。
業務量を削減するので、当然売上目標も下がります。来年はとりあえず300万円くらいを考えています。それだけあれば、なんとか生きていけるので。ブログの売上が毎月20万は立ちそうなので、普通に頑張れば達成できる目標値だと踏んでいます。
死ぬまで働くから、たまには小休止を入れたい
僕はフリーランスなので、定年はありません。年金は払ってますが、社会情勢を考えるともらえる気がしません。
なので、大ベストセラーを連発しないかぎりは、相当高い確率で「死ぬまで働く」ことになると予想しています。
今の仕事は好きでやっていますが、死ぬまで100%で働くのって、なんか嫌なんですよね。育児なり、長期休暇なり、語学留学なり、業務量を50%とか25%に落とす期間があってもいいと思っています。
書籍「ワーク・シフト」では「カリヨン・ツリー型キャリア」という表現が登場していました。まさにこのイメージですね。
今後主流になるのは、いくつもの小さな釣り鐘が連なって職業人生を形作る「カリヨン・ツリー型」のキャリアだ。精力的に仕事に打ち込む期間と、長期休業して学業やボランティア活動に専念したり、仕事のペースを落として私生活を優先させたりする期間を交互に経験し、ジグザグ模様を描きながら仕事のエネルギーや技能を高めていくのだ。
子どもが育ったら、その経験も生かして、再び創作活動に励みたいと思います。物書きって人生すべてがコンテンツになりうるので、やっぱり楽しい商売です。
フリーランスでよかった
最後はちょっと嫌みったらしいのですが、フリーランスになって本当によかった、と常々感じます。業務量を自由に減量するなんてことは、普通のサラリーマンじゃできない話です。
「業務量の調整」という基本的な、人間的な自由が、一般的な就業スタイルである「会社員」にも提供されるようになれば、日本はかなり豊かになるんじゃないかと思います。オランダなんかでは、子どもができたら業務量を落とすのがごく一般的、という話も聞いたことがあります。フリーはやっぱり不安定ですし、安定的な会社員の身分をそのままに、業務量をフレキシブルに調整できるようになるのが理想的でしょう。
日本をよくするためにも、僕はあえて嫌みを発露していきたいと思います。あー、フリーランスでよかった。