これは素敵な取り組み。イベントに参加してお話を伺ったのでご共有です。
官・民・学連携による市民テレビ局
「PACいちのみや」は、「138NPO~一宮の市民活動育ちあいネット~]」、株式会社アイ・シー・シー、一宮市、一宮商工会議所、修文大学の5者が連携したケーブルテレビ番組。ICCというチャンネルで放送しています。
「PAC」は、「Public Access Channel」の略。一宮市内の団体や人物を紹介する番組を、ボランティアベースで行っています。
以下、使われていたプレゼン資料から事業の流れをメモ。ボランティアで番組制作ってすごい。
・市民ボランティアがNPOを紹介する番組を制作し、ICCに提供。
・番組提供を受けたICCは毎日16時から放送(現在サブチャンネル、10月からメインチャンネル)。
・取材先の選定、構成・台本、撮影、編集などはボランティアが中心。
・今年の7月からスタート、毎月2〜4団体を紹介しているとのこと。
特徴はなんといっても、官民学が連携している点。地方だと、やはり自治体を巻き込んだ動きってやりやすいのかも。資金面に関しては、現在「新しい公共」の枠で補助を受けて運営されているとのこと。
活動のビジョンは下記。PDFでダウンロードできます。大変共感。
私たちの想い
私たちが住んでいるこの地域には、色々なことで頑張っている、
素敵な人たちがいっぱいいます。
でも残念ながら、なかなか多くの人に知られていません。
今していることで手一杯で、多くの人に知らせる余裕がない人がいるかもしれません。
伝えることが苦手で、中身が上手く伝わっていない人がいるかもしれません。
いつか誰かが気付いてくれるだろうと、黙々と活動している人がいるかもしれません。
知らないことに飛び込む勇気がない人がいるかもしれません。
よくわからないから、怪しいと思っている人がいるかもしれません。
私たちは、地域の宝が持ち腐れにならないよう、その情報を発掘し、
積極的に地域全体に発信していきます。
多くの方が地域の宝を認識し、そこに様々な関わりを持ち、
その結果地域全体が輝くことを目指します。
川合さんは番組作りについて「ネガティブキャンペーンからポジティブキャンペーン、ボイコットではなくバイコット。そういう精神でやっていく」という素敵なコメントもなさっていました。まさに、こういうメディアのあり方が求められてますよね。このブログもそういう態度で運営していきたいところ。
活動に参加する仲間も集めています。10/8に研修と懇親会があるそうなので、お近くで関心がある方はぜひ。