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中国共産党幹部 急きょ訪日取りやめ
9月24日 13時17分

中国共産党幹部 急きょ訪日取りやめ

沖縄県の尖閣諸島を巡る対立で、日中間の交流行事が相次いで中止となるなか、24日から予定されていた中国共産党の幹部の日本訪問も、急きょ取りやめとなったことが分かりました。

取りやめとなったのは、中国共産党で対外交流を担当する中央対外連絡部の次官級の楊燕怡部長補佐の日本への訪問です。
日中関係筋によりますと、楊部長補佐は24日から東京を訪れ、民主党や自民党など与野党の幹部らと会談する予定でしたが、中国側は急きょ取りやめることを決め、日本側に連絡したということです。
中国側は「訪日の条件が整うまで延期する」としていて、日本政府による尖閣諸島の国有化に対する抗議の意思を示したものとみられます。
中国側は、今月27日に北京の人民大会堂で予定されていた、日中国交正常化から40年を記念する大規模な式典の開催についても中止を決めており、相次ぐ交流行事の中止は、日中関係の冷え込みの深刻さを表しています。

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