米アップル、サムスン製品の恒久的販売禁止など請求

2012年 09月 24日 11:00 JST
 
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[ソウル 22日 ロイター] 米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)は21日、米カリフォルニア州連邦地裁におけるスマートフォン(多機能電話)などの特許侵害をめぐる裁判で8月末に韓国サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)に勝訴したことを受け、特許を侵害しているとされるサムスン電子製品の米国における販売を恒久的に禁止するよう求める申し立てを行った。

さらに、8月に認定された10億5000万ドルに加え、7億0700万ドルの追加損害賠償を請求した。

一方、サムスン側は、再審を求める申し立てを行った。

アップルは、7億ドル強に上る追加損害賠償の内訳について、デザインに関する特許侵害で4億ドル、サムスンによる意図的な一部の特許侵害で1億3500万ドル、陪審員の評決でカバーされないサムスン製品の販売による追加的な損害として1億2100万ドルなどを挙げている。

アップルは、販売差し止め命令の対象に、特許を侵害しているあらゆる製品や、それらの製品と似た特徴を持っているあらゆる他の製品を含めるよう求めている。

そうした幅広い製品の販売が禁止されれば、サムスンの新製品「Galaxy S III」なども販売禁止の対象となる可能性がある。

一方、サムスン電子は、敗訴した先の裁判について、「これほど複雑で規模の大きい特許権訴訟を裁くには、審理時間、証人、証拠などの面で異例なほど制約が大きく、アップルが提訴した数多くの項目に対して完全で公正な主張を提示することができなかった」として、「十分な審理時間や公正な扱い」が保証される再審を要請する考えを示した。

 
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9月22日、米アップルは、特許を侵害しているとされるサムスン電子製品の米国における販売を恒久的に禁止するよう求める申し立てを行った。写真は韓国ソウル市内の店頭に並ぶサムスン製品。8月撮影(2012年 ロイター/Lee Jae Won)
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