2012年 09月 24日
SGPの今後について(私見) |
SGPの今後についての私見です。
長文ですが、特にSGPに興味があるモデルさん、また現役SGPのモデルさん、関係者の皆さま是非ご一読を。
以下昨晩、私がツイートした内容です。
「モデルの皆さんSGPで一生の中で一番輝く自分を一枚でも多く残してみませんか?来年度のモデル募集の際には是非応募してください。私には選ぶ権限がなく、契約できたモデルさんのベストを1枚でも多く残す努力しかできないけど、私以上の超実力カメラマンさんがもっといい作品を創ってくれますから! 」
最近は、インターネットHPやSNSを利用して顧客ニーズに合うモデルさんを見つけることが可能になりました。比較的低価格で運営する個人業者さんが急増しています。対する大人数撮影会は、どんなカメラマンがどんな撮影をしているのか分からない。特に水着の場合はもっと卑劣な写真を撮って、盗撮系の投稿雑誌に売って小遣い稼ぎをする輩もいます。これでは大人数撮影会のモデルになろうと思う若い子が少なくなります。また、大人数であるが故、自分に目線が回ってくるまでの時間がかかる。コストパフォーマンスや精神衛生上、疑問を感じたりする。従ってある程度、撮影技術やモデルさんとのコミュニケーションスキルができる人は、自分のイメージに合うモデルさんを、業者の契約モデルさんの中から見つけて、作品撮りをすればいいということになります。また、カメラマンとしての実力をアップするには、プロカメラマンさんの主催する講座に参加する方法もあります。しかし、そういった講座に参加し続けるには、それなりの出費も必要で、他に趣味を持っていたり、居住地域の住民活動、家族持ちの場合、家族サービス、子供がいれば教育費・学校活動、住宅ローン、離婚したら慰謝料・養育費の問題(?)等々サラリーマン、或いは定年退職したおぢさんの収入、体力、時間にも限界があり、プロの講座を受け続けるのは難しい(私見が入りすぎ?笑)。月に1、2回くらい好きな時に、交通費、参加費等込みで1日1万円くらいで満足できる撮影会で十分だよという人。そんなニーズに合う撮影会として、また、アマチュア同士でレベルアップしていくこともできるというメリットがあって、大人数撮影会の存在価値があったのでした。
それともうひとつの原因?時代も変わり、最近の若い人は草食系男子が多いらしい?(いや具体的に調査してデータを取っていないので正しいのか不明ですが。)定職についている人はそれなりにお金はある、でも女子と付き合うとお金がかかり過ぎるし、付き合って重くなるはイヤ、でも2次元じゃ物足りない、折角なら美人でスタイルのいいモデルさんみたいな女子と接する場を持ちたい。だからといって、プロカメラマンの講座に通ってまで、のめり込む気もないし~。そんな若いカメラマンさんって結構多いのではないでしょうか?
そのようなニーズに合っているのが、最近の個人撮影を運営する業者さんの撮影会だと思います。そういった低価格でコンビニエンスなモデル撮影の趣味をサポートする撮影会が、インターネットやSNSを使えば簡単に見つかる時代になりました。以前は、そういったニーズに応えられる撮影会が、「東京写真連盟」や「全東京写真連盟」といった大人数撮影会でした。しかし最近は運営している役員さん方も高齢となり、ポートレートを写真趣味とする若いカメラマンさんとモデルさんたちが求めている、需要と供給のバランスの急激な変化に追いつけずにいるように思います。(唯一、10年以上運営していて、上手く乗り切られている団体が「ビバフォトくらぶ」さんですね!さすが、運営母体が会社で、にもかかわらず趣味として立ち上げられた。最近のニーズを先取りして、パートナーとして個人撮影運営会社さんとタイアップをされています。成功している好例だと思います。)
で、何が言いたいかと言うと、湘南女性写真研究会(SGP)も年4回だけ大人数撮影会をやります。でも今年の状況を知っている方々は、どんな状態なのかお分かりでしょう。今年はどの回の参加動員数も非常に少なかったこと!(実は会員限定の月例撮影会も参加者が減っています。)
このままだと、SGPは数年で消滅するかもしれません。
現在SGPは時代の流れに上手く乗ることができていません。これは、他の撮影会団体と内部の運営方法がかなり特異だからだと思います。SGPの始まりは、数人のアマチュアカメラマンが、お金を掛けずにモデルさんを集める方法を模索し、初めは知り合いの若い女の子をモデルさんにしていたそうです。しかし、もっといいモデルさんを集める為に、ミスコンの手法を選んだことが始まりだと聞きます。ミスコン方式を採用しているのは全東京写真連盟も同じです。しかし会員数や毎回の参加者動員数が全然違います。SGPは、手前味噌たっぷりで、気の利かないカメラマンが集まって運営しています。そのせいか対応が後手後手に回って、毎年数名のモデルさんが何らかの不満を抱き、我慢できずにドロップアウトされています。しかし、そういう状況も、最近はSNSのおかげで、会員さんと卒業モデルさん達や一部の役員さんと情報共有ができ、原因がわかることがあり、皆が真摯に対処しようと努力し始めています。そうでなければ、いいモデルさんが集まらず、いいモデルさんが集まらないから、腕のいいアマチュアカメラマンさんも来てくれない。負のスパイラルに進んでいて、消滅する危機感を十分に感じているからです。
SGPの大人数撮影会は、カメラを持っていれば(携帯・スマホのカメラだけで、というのは現時点ではNGのようですがw)誰でも参加可能です。しかもインターネットに画像のアップについては、SGP事務局や出演モデルさん個別に確認しなくても掲載OK。一般の写真雑誌への作品投稿も(モデルさんが個人活動されていない場合には所属事務所への肖像権確認が必要だろうと思いますが)可能という、カメラマンさんにとっては、これほど気楽な撮影会は珍しいです。こんな趣味の団体が27年も続いているのです。消滅させてしまうのは勿体無いと思いませんか?
当ブログを見て下さっているモデルさんで、SGPのモデルをやってみてもいいよという方は是非、来年のオーディションに応募をお願いします。また、SGPの現役モデルさん、SGPを卒業されたモデルさん方も是非、SGPのことを口コミで構いませんから、SGPのことを知らないモデルさんに教えてあげてください。 モデルさんだけでなくSGPに興味があるカメラマンさんの方々も問題点・改善点について意見があれば、ミス湘南のHPの連絡先に問い合わせたり、大会当日に役員さんや私達スタッフでもいいので教えてください。当ブログのコメントでも構いません。
因みに、以前SGPの特徴について書いた記事はこことここにもありますので、参考にしてみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
(但し『「くらかめ」のブログを見ました。』と言っても、ドリンク1杯サービスとか特典は何も付きませんので悪しからず。笑)
長文ですが、特にSGPに興味があるモデルさん、また現役SGPのモデルさん、関係者の皆さま是非ご一読を。
以下昨晩、私がツイートした内容です。
「モデルの皆さんSGPで一生の中で一番輝く自分を一枚でも多く残してみませんか?来年度のモデル募集の際には是非応募してください。私には選ぶ権限がなく、契約できたモデルさんのベストを1枚でも多く残す努力しかできないけど、私以上の超実力カメラマンさんがもっといい作品を創ってくれますから! 」
最近は、インターネットHPやSNSを利用して顧客ニーズに合うモデルさんを見つけることが可能になりました。比較的低価格で運営する個人業者さんが急増しています。対する大人数撮影会は、どんなカメラマンがどんな撮影をしているのか分からない。特に水着の場合はもっと卑劣な写真を撮って、盗撮系の投稿雑誌に売って小遣い稼ぎをする輩もいます。これでは大人数撮影会のモデルになろうと思う若い子が少なくなります。また、大人数であるが故、自分に目線が回ってくるまでの時間がかかる。コストパフォーマンスや精神衛生上、疑問を感じたりする。従ってある程度、撮影技術やモデルさんとのコミュニケーションスキルができる人は、自分のイメージに合うモデルさんを、業者の契約モデルさんの中から見つけて、作品撮りをすればいいということになります。また、カメラマンとしての実力をアップするには、プロカメラマンさんの主催する講座に参加する方法もあります。しかし、そういった講座に参加し続けるには、それなりの出費も必要で、他に趣味を持っていたり、居住地域の住民活動、家族持ちの場合、家族サービス、子供がいれば教育費・学校活動、住宅ローン、離婚したら慰謝料・養育費の問題(?)等々サラリーマン、或いは定年退職したおぢさんの収入、体力、時間にも限界があり、プロの講座を受け続けるのは難しい(私見が入りすぎ?笑)。月に1、2回くらい好きな時に、交通費、参加費等込みで1日1万円くらいで満足できる撮影会で十分だよという人。そんなニーズに合う撮影会として、また、アマチュア同士でレベルアップしていくこともできるというメリットがあって、大人数撮影会の存在価値があったのでした。
それともうひとつの原因?時代も変わり、最近の若い人は草食系男子が多いらしい?(いや具体的に調査してデータを取っていないので正しいのか不明ですが。)定職についている人はそれなりにお金はある、でも女子と付き合うとお金がかかり過ぎるし、付き合って重くなるはイヤ、でも2次元じゃ物足りない、折角なら美人でスタイルのいいモデルさんみたいな女子と接する場を持ちたい。だからといって、プロカメラマンの講座に通ってまで、のめり込む気もないし~。そんな若いカメラマンさんって結構多いのではないでしょうか?
そのようなニーズに合っているのが、最近の個人撮影を運営する業者さんの撮影会だと思います。そういった低価格でコンビニエンスなモデル撮影の趣味をサポートする撮影会が、インターネットやSNSを使えば簡単に見つかる時代になりました。以前は、そういったニーズに応えられる撮影会が、「東京写真連盟」や「全東京写真連盟」といった大人数撮影会でした。しかし最近は運営している役員さん方も高齢となり、ポートレートを写真趣味とする若いカメラマンさんとモデルさんたちが求めている、需要と供給のバランスの急激な変化に追いつけずにいるように思います。(唯一、10年以上運営していて、上手く乗り切られている団体が「ビバフォトくらぶ」さんですね!さすが、運営母体が会社で、にもかかわらず趣味として立ち上げられた。最近のニーズを先取りして、パートナーとして個人撮影運営会社さんとタイアップをされています。成功している好例だと思います。)
で、何が言いたいかと言うと、湘南女性写真研究会(SGP)も年4回だけ大人数撮影会をやります。でも今年の状況を知っている方々は、どんな状態なのかお分かりでしょう。今年はどの回の参加動員数も非常に少なかったこと!(実は会員限定の月例撮影会も参加者が減っています。)
このままだと、SGPは数年で消滅するかもしれません。
現在SGPは時代の流れに上手く乗ることができていません。これは、他の撮影会団体と内部の運営方法がかなり特異だからだと思います。SGPの始まりは、数人のアマチュアカメラマンが、お金を掛けずにモデルさんを集める方法を模索し、初めは知り合いの若い女の子をモデルさんにしていたそうです。しかし、もっといいモデルさんを集める為に、ミスコンの手法を選んだことが始まりだと聞きます。ミスコン方式を採用しているのは全東京写真連盟も同じです。しかし会員数や毎回の参加者動員数が全然違います。SGPは、手前味噌たっぷりで、気の利かないカメラマンが集まって運営しています。そのせいか対応が後手後手に回って、毎年数名のモデルさんが何らかの不満を抱き、我慢できずにドロップアウトされています。しかし、そういう状況も、最近はSNSのおかげで、会員さんと卒業モデルさん達や一部の役員さんと情報共有ができ、原因がわかることがあり、皆が真摯に対処しようと努力し始めています。そうでなければ、いいモデルさんが集まらず、いいモデルさんが集まらないから、腕のいいアマチュアカメラマンさんも来てくれない。負のスパイラルに進んでいて、消滅する危機感を十分に感じているからです。
SGPの大人数撮影会は、カメラを持っていれば(携帯・スマホのカメラだけで、というのは現時点ではNGのようですがw)誰でも参加可能です。しかもインターネットに画像のアップについては、SGP事務局や出演モデルさん個別に確認しなくても掲載OK。一般の写真雑誌への作品投稿も(モデルさんが個人活動されていない場合には所属事務所への肖像権確認が必要だろうと思いますが)可能という、カメラマンさんにとっては、これほど気楽な撮影会は珍しいです。こんな趣味の団体が27年も続いているのです。消滅させてしまうのは勿体無いと思いませんか?
当ブログを見て下さっているモデルさんで、SGPのモデルをやってみてもいいよという方は是非、来年のオーディションに応募をお願いします。また、SGPの現役モデルさん、SGPを卒業されたモデルさん方も是非、SGPのことを口コミで構いませんから、SGPのことを知らないモデルさんに教えてあげてください。 モデルさんだけでなくSGPに興味があるカメラマンさんの方々も問題点・改善点について意見があれば、ミス湘南のHPの連絡先に問い合わせたり、大会当日に役員さんや私達スタッフでもいいので教えてください。当ブログのコメントでも構いません。
因みに、以前SGPの特徴について書いた記事はこことここにもありますので、参考にしてみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
(但し『「くらかめ」のブログを見ました。』と言っても、ドリンク1杯サービスとか特典は何も付きませんので悪しからず。笑)
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