【詳細】
運命と同期し100年単位で前時代の歴史を示す
聖譜にのっとり、改めて前時代の地球の歴史をやりなおすこと。
古代は土地問題解決のため異空間にコピーされた
重奏神州と
神州の二つの土地で並行して再現を行っていたが、
南北朝戦争が原因で
重奏神州が崩壊したため、神州改め
極東と諸外国が合体した状態となっており、
前時代において存在していた国の名前をやや改編して用いている。
また時代ごとの人物を適格者が
襲名し、歴史に則った行動をとることで再び
天上へと昇る日を人々は待ち続けている。
何故この世界の人々が聖譜などを使い、歴史再現という形で再び天上へ行こうとしているかというと、
人々が地上へと帰ってきた時に、神州以外の土地が開拓不可能なほど過剰に自然が回復していたため、土地問題が勃発。
争った結果、全滅寸前まで行ってしまったので、世界の行く末を人任せにせず以前の歴史を辿ることで
全滅を避けたり再び天上へ行くための力を蓄えることに方向転換したため。
このことを
非衰退調律進行と言う。
天上へ行くための技術を全員一丸となって開発しようにも、
そのリーダーをどうやって選別するのか、全員が満足がいくようなリーダーが選べるのか。
また仮に選んだとしても行くまでにどれだけ時間がかかるのか、などという問題も生じたため、
歴史再現システムがとられることとなった。
再現しているとはいえ歴史の順番通りにやっているわけではなく、利権上やると危ないものなどは先延ばしにしていたり、
また前倒しにやってしまったりもするため、必ずしも実際の年にそれを再現しているわけではない。
紀元前10000年から紀元前1000年までを100倍、紀元前1000年から紀元元年までを10倍解釈で手早く再現を済ませ、
紀元後からは等倍で再現を開始しているが、聖譜が
ヴェストファーレン会議以降の更新を停止している状態であるため、
人々は世界が終る
末世がやってくるのではないかと噂している。
過去の歴史再現では、
カエサルの襲名者が暗殺される時に「ブルータス、またお前か!」と言ってしまったりすることも
あったらしく、上手く再現出来るとは限らない。
カエサルのケースのようにコメディである時もあるが、
厳島の海戦では多数の死傷者が出たりするなどシリアスな時もある。