頭が悪いから、仕事を体系的に捉えられずに、ただ経験だけで何となくこなしている人というのも多くて、そういう人は、自分ではそこそこ仕事出来ても、他人には教えられない。また、自分がマトモな教育を受けずに自己流で覚えた仕事なので、他人には教えられないという人もいる。まぁ、色々なんだが、ところで、おいらの知人でタイ人の陶芸家がいて、この人、唐津焼の人間国宝のところで陶芸を覚えたんだが、弟子が大勢いるエライ先生が、このタイ人には2年間で秘伝を全部、叩き込んだ。陶土の探し方など日本人の弟子には10年やってもなかなか教えないものなんだが、そこまで懇切丁寧に教えた。まぁ、どうせタイに帰っちゃうので競争相手にならないと踏んだのか、そう思ったら、センセイはもっとシタタカだった。タイに帰ったそのタイ人弟子は、タイの山の中で唐津焼にピッタリの土を見つけ、自分の窯を開く。日本のセンセイも毎年、そこに行って作陶してますw まぁ、10年やらなきゃ覚えられない、とかいうのもたいてい大袈裟な話で、地頭が良ければ、たいていの職人仕事というのは数年で覚えられる。給料貰って働く片手間に少しずつ身に付けるから時間がかかるだけで、腕の良いプロがつきっきりで集中的に教えれば、現場で身に付ける数分の一の時間で身に付きます。と、偉そうに書いたけど、おいらは物書きとしても、カメラマンとしても、全て自己流なので、職人としての腕はあっても、他人に教えるのは苦手なので悪しからず。
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その世界の文化、熟練した技術など全てを教えるには、
やはり人を選ぶと思います。
誰でもがなれるものではない、その職人の才を持った
人、この人ならと思った人には惜しみなく教える、そ
ういうものではないかと、思います。
センスの差があるから、日本人みんなができるわけじゃないよ。
教える側からすれば、「センスがある若者」を待っているだけのこと。
「センスのない若者」から見れば、「何で教えてくれないんだ!!」
料理の味つけと同じで、下手な奴はずっと下手。
いわゆる味覚音痴は、いつまで行っても味覚音痴。
センスのない若者は、己のセンスに見合った仕事を選ぶべし。
世の中、勘違いして仕事している奴おおいけどね。
どう云うレベルを職人と呼ぶかによって話が変わって来るね。
今は人足も人間国宝も「職人」って呼んじゃうから。
あと、陶芸家を例に出してるけどそれって作家さんでしょ?わたしに言わせると作家さんと職人とはまた違うんだよ。
で、マニュアル化出来るレベルの話であれば結構だけど、残念ながら質の一定しない天然の材料使っててそれを数値化できない限りはマニュアルでは解決できないし、たぶんマニュアル化してもそれは膨大な量に成ってはたしてそれをマニュアルと呼べるものに成るのか。
一つの例として丸太の製材を上げるけど、丸太を三次元測定して効率よく材料を取り出すなら機械化も出来るけど、そこに木目を想定しながら良材を取り出すとなるとどうか。針葉樹で枝打ちして無節の良材の話ではなく広葉樹で板目の美しさを求める場合ね。
そういう仕事はいまだに一部の職人の目と経験とそれに裏打ちされた勘でやってる事で、職人の脳内では丸太を見てその絵が膨大なデータとなって処理されてるわけで、それを数値化出来るか?数値化したとしてそのレベルはどこで折り合い付けるのか、それによっては「最高」の材が取れるのか?とかね。
で、職人は教えるのが好きな人も多いんだよ。仕事の話なんかしたら名人級の人ほどドンドン深い話が出て来る。ただそれは誰にでも話すわけでも無く、話してて相手がその内容を理解できるからさらに話が進む。それが理解できないレベルの相手にどれだけ話しても意味がないし話自体も弾まないじゃん?
本職でなくても現場で手元見ながらポイントをつかんで聞けば答えてくれるし、それでポイントがつかめない奴じゃ教えてもしょうがないでしょ。
それに、職人は仕事が出来るかだけが評価の基準だから、逆に言えば出来ない奴は淘汰、つまり食っていけないわけで、向いてない奴に教えて職人にしてしまっても先行き食っていけなくなるようでは本人が困るだろうし、だからその段階でふるいにかけるのは親切なんだよ。
教えて3年で出来るレベルを職人と呼び、そのレベルでよいならそれはそれだろうけど。
ドカタだろうが底辺だろうが、自分がやらない仕事をする人達を
バカにする気にはなれない。
職人仕事じゃない、誰でもできる、と自分が偉い人間になったような
言い方をする奴がいるが、じゃあおまえそういう仕事する人がいなかったら
すぐ自分でできるのか。
真夏のクソ暑いなか屋外仕事をしているというだけで頭が下がる。
>伝統工芸のようは少数制なら
和装の職人であるがゆえにw
ぜーんぶ正解、どこにも解がないw
失敗学を、正しく理解してゆかないと「職人仕事」自体が終わるのは自明の事とw
昔は、京都が証券会社売り上げNo,1の地区だったのw
今は、証券会社への借金No,1地区w(サブプラで書き換わったか?)
土地ビルを銀行や証券会社に召し上げられてもw
それでも、奴隷がついてくることを疑わないw
ただ、他人が作った借金を返済するためには働きたくはないでござるw
>マニュアルに1から10まで書いてあるなら
>職人自身も教えられたことがないからだよ
>で、職人は教えるのが好きな人も多いんだよ。
好奇心のカマタリwです。知りたがりでもあります。
職人が教えないのは、自分を権威化したい、仕事や立場を奪われたくない、技術や知識を譲渡することのケチ、いろいろあると思う。苦労して身につけたことを簡単には教えたくない、職人には限らないことだけどね。ただ、その本質は基本的に職人の損得勘定だよ。その一方、古い時代なら無理偏にげんこつみたいな感じで修行したから、仕事や成果を褒められることよりも親方や先輩に虐められた記憶ばかりで、自分がその立場になると同じことを後輩や新人に繰り返す、その連鎖が続いていたのだと思う。
そういった閉鎖的な業種であっても、野次馬さんがあげているように、職人自身の得になるような計算が働ければ、いいように教えてしまう。
けどまあ、そういった学ぶより盗めみたいな風潮でなくなってきたのも事実。一流レストランの厨房なんて以前はまさにそんな職人気質だったけど、いまは帝国ホテルのレストランでさえレシピが当たり前になってる、と聞いた(これ本当? 誰か詳しい人いたら教えて)。ベテランコックが後輩に味を盗まれないため皿や鍋の残り物に必ず塩ぶっかけてたとか、そんなのはもう昔の話です。
ところで料理人のインタビューにこんな話を覚えてます。大卒より中卒や高卒のほうが仕事を覚えるのは早いですか?と聞かれて、「覚えるのは中卒くらいの若い子のほうが早いけど、料理でいったん覚えた仕事を自分で工夫したり研究したりするのは大卒のほうが熱心で、いいみたいだ」といった意味のことを答えてた。記憶にたよって書いてるので、返答通りではありませんが、こんな内容。
仕事や他のこともそうだけど、あんまり手取り足取り教えてばかりだと、自分で何も考えなくなってしまう。職人に限らず、自分から学ぼうとしない人間と、頭の固い人間は、どうもね。
話変わりますけど、「車を運転していて後ろからの追突はまったく避けようがない」と断言していた知り合いがいた。それが頭が固いってことなんだ。だから自分で学ぼうともしないし、その先のことを何も気づかない。ある程度は追突を防ぐ方法ってある。大抵の人は運転しながら、時々バックミラーを見るものだけど、妙に車間が不安定な後続車とか、集中力のない感じの車って居るでしょ。そういうときはごく軽くペダルを踏んで、ブレーキランプを点滅させる。それでこちらの車を強く意識するようにるから、脇見の可能性は低くなるし、追突は(ある程度は)避けられる。妙に車間を詰めてきていた車が距離をあけてくれることも多い。ただし、くれぐれも必然性のない急ブレーキはダメですよ。まだ他にも追突防止の方法はあると思う。
教えるんじゃなくて盗むから時間が掛かるんでしょ?w
そりゃ手とり足とり教えれば、短時間である程度の所にはなるけどそこから先伸びるかどうか?w
盗むって言うのは、自分の脳みそでなんでそう言う風にやるのか考える時間が掛かる。だから何をやるのにも考えながらやるw
ただ教えられただけならその部分が抜け落ちるからねw
ラインで仕事をするならそれでも良いけどw
(ただ、もともと自分で考える能力が有ればはるかに短時間で済むはずw)
ある意味学ぶ側の問題でもある訳だw
なぜ?が無いとダメww
寿司修行してないのが売りのすし屋もあるくらいだしwww
佐川で修行したけどみたいなwww
それは本当にそうですよね。
細かく教えないことでいろいろ気付ける部分もあって
わざと言わないこともあるけど、大半はどう教えていいかわかんないだけだと思います。
疑問があったらそのたびに「ここはどうするんですか?」って聞いてたら「そんないちいち聞いてちゃダメだ!自分で考えろ!」と怒られたり、聞かないで師が何を意図してるのかできるだけ察するようにして何も聞かないでいたら「疑問があったらちゃんと聞かなきゃダメだ!」と怒られたり。
人それぞれですよねw
やはり基本動作でしょうか。目を走らせてチェックする点やら動作そのものをムッチリ…ではなくミッチリ。意識せぬ儘に出来ないと。砂を噛むようなものですが、此処で仕込んでおかないと。でも最近の若い人は、一挙一投足「なんで?」と理由を訊きたがる。悪い事ではないけれども、理由を説明するために教える側のペースが乱れる。しかも基礎が解っていないから、説明に時間がかかる。逆に言えば基礎が解っていたら、「ふぅむ、なるほど」と説明しなくても理解してくれる。自分で学ばず受動的にしか学べない子も最近は……いや、昔もいたっけ。ちょっとイラッとすることもありました。
趣味で彫金をやっていて、職人さんのもとに教えてもらいに通ってます。
感覚的な部分はとにかく実際にやっているところを見て、自分でやり込んでいくしかないです。
彫金はまともな教本が無いですし、文字で伝えるのはムリじゃないかと思います。
江戸時代から続く伝統技法なのでしっかり身につけたいです。
尋ね方と云ふのはある。無邪氣に”全部説明して”と來たら辟易はするだらう。
過去の文獻は自力でこゝまで調べた。普段偉さうにしてゐる連中にも一通り尋ねてみた。試せることは一人で全部試した。其れでも分からぬ。「先生」と呼ぶから教へて下さいませ。
「諦めて別の策を執った方が」
「たつた今拂つた敬意を返せ、此の野郎」
ちなみに當方の日常では莫い。ごく希にはあるが。
自分の頭の中のカンを伝えるのは難しいよねw
感性が近似値出してる相手と出会うと生産力がうpw
合わない人は努力じゃその壁越えられないw
欧米では方法論が整備されてるけど
匠で食う連中はやっぱりDNAに「職人の血」が入ってるの限定傾向
日本人の男の職人は日本でしか多めにないY系DNA因子持ちが多いんじゃないかな
大陸系日本人は教わる前からヒト使う態度でしか仕事しないしw
まあいずれにしても素人の語る職人論なんてちゃんちゃらおかしいけどなw