外資誘致、積極姿勢アピール=日本企業トップも参加―中国・重慶
時事通信 9月24日(月)16時7分配信
【北京時事】中国内陸部の重慶市で23日、外国企業の首脳らが参加した「国際経済顧問団会議」が開かれた。黄奇帆市長は「重慶の発展は素晴らしい投資環境や政策、外国企業の投資や支援のおかげだ」と述べ、外資誘致に積極的に取り組む方針を明らかにした。24日付の重慶日報が報じた。
沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐり、日中関係が極度に緊張する中、日本から野村ホールディングスの古賀信行会長、日立製作所の川村隆会長、双日の加瀬豊会長らが出席した。
中国では賃金上昇や成長鈍化が嫌気され、外国企業による投資の減少傾向が強まっている。ただ、円高を嫌気した日本企業の対中投資はむしろ活発化。高い伸びが続いている。
最終更新:9月24日(月)16時8分