維新:河村氏と連携せず 対立候補擁立には慎重
毎日新聞 2012年09月24日 02時30分(最終更新 09月24日 02時44分)
大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は、新党「日本維新の会」として臨む次期衆院選で、河村たかし名古屋市長との連携を見送る方針を固めた。ただ、河村市長率いる地域政党「減税日本」の候補者が出馬する選挙区への候補擁立は慎重に情勢を見極める方針だ。
大阪維新は政党との連携には否定的で、国政政党を目指す減税日本との連携は困難と判断した。減税を強く主張する河村市長とは政策面でも一致が難しいと判断したと見られる。衆院選の対応に関して大阪維新幹部は23日、「公募はしている。ただ全然勝てないところで頑張っても仕方ない」と述べ、慎重な姿勢を示した。
一方、政治団体「中京維新の会」を設立した大村秀章・愛知県知事とは、日本維新が候補者を公募することを前提に連携する方針だ。