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住宅建設にガス会社参入 苫小牧

(09/19 16:00)

清水プロパンが一般公開を始めた苫小牧市北栄町のモデルハウス

清水プロパンが一般公開を始めた苫小牧市北栄町のモデルハウス

 【苫小牧】苫小牧市のプロパンガス販売大手、清水プロパン(清水一広社長)が、住宅建設業に参入した。同市北栄町3にモデルハウスを建設し、15日に一般公開を始めた。プロパンガス販売業からの参入は珍しく、同社は「将来は札幌など道央圏にも進出したい」としている。

 同社はプロパンガス販売のほか、台所や風呂などのリフォームやガス給湯器などの住宅設備機器の販売も行っている。「部分的な改修ではなく、住み心地の良さを追求した一戸建て住宅も手掛けたい」(清水社長)と1月、建設業の事業許可を取得した。

 大手住宅メーカーに勤めていた技術職や営業職の3人を採用したり、モデルハウスを建設したりするなど、準備を進めてきた。

 空気中の熱を取り込んで熱源とする「ヒートポンプ」とガスを組み合わせた最新式の給湯暖房機や発光ダイオード(LED)照明、台所の中央に調理設備を配置した「アイランドキッチン」などを基本配備するのが特徴。

 清水社長は「長年のノウハウを生かし、ガスと電気のそれぞれの良さを生かした住宅を提案したい」と話す。住宅建設は「アズホーム」の事業名で実施し、数年後に別会社化する考え。住宅販売は市内の不動産会社と提携して行う。アズホームの問い合わせは(電)0144・57・0033へ。(野口洸)

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