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ハローワーク 非正規職員労組発足へ9月21日 13時23分
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東京都内のハローワークで仕事を求める人たちの相談に応じたりしている非正規の職員が、契約期間が1年以内に限られる、みずからの不安定な雇用の改善などを求め、22日、労働組合を結成することになりました。厚生労働省によりますと、ハローワークの非正規職員だけで作る労働組合は全国にほかにないということです。
労働組合を結成するのは、都内のハローワークで仕事を求める人たちの相談に応じたり、求人の開拓などに当たったりしている非正規の職員およそ100人で、22日、結成大会を開くことにしています。
都内のハローワークの非正規職員は、契約期間が1年以内に限られ、不安定な雇用になっているほか、残業しないと業務がこなせない状態になっているのに、残業代の支払いはほとんどないということです。また、通勤手当は一日当たり往復で360円までに限られているということです。
このため、労働組合では、契約更新のルールの確立や、残業代の支給、それに通勤手当の拡充などを求めていくことにしています。
厚生労働省によりますと、全国のハローワークの非正規職員は、正職員の1.7倍のおよそ2万人に上りますが、非正規の職員だけで作る労働組合は、全国にほかにないということです。
発起人の一人の戸田輝美さんは「わたしたちの待遇の向上はハローワークのサービス向上につながると思うので、仲間を増やして要求を実現させたい」と話しています。
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