【福岡】「政府の強い姿勢を」拉致被害者の集会開催

09/23 17:51 更新

北朝鮮が拉致を認めて今年で10年です。福岡市では23日、拉致被害者の家族会による集会が開かれ早期解決を訴えました。集会には拉致被害者の家族会のメンバーなどおよそ500人が参加しました。会の冒頭、松原仁拉致問題担当大臣は「今が最後の戦いと思い解決に向けて全力を注ぐ」と決意を述べました。この問題をめぐっては日本政府が認定した拉致被害者17人のうち日本への帰国が実現したのはわずか5人です。北朝鮮は「拉致問題は解決済み」と主張しています。また4年ぶりの日朝政府間交渉にむけ開かれた8月の予備協議でも具体的な話は進まず、参加者からは政府の強い姿勢を望む声が上がっていました。