政治「礼を失した韓国の暴挙!」竹島問題で島根県が取り組み強化 李大統領の上陸で火が付く+(2/5ページ)(2012.9.23 12:00

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「礼を失した韓国の暴挙!」竹島問題で島根県が取り組み強化 李大統領の上陸で火が付く

2012.9.23 12:00 (2/5ページ)韓国
竹島に上陸した韓国の李明博大統領。これをきっかけに島根では竹島問題での世論啓発などの動きが広がった=8月

竹島に上陸した韓国の李明博大統領。これをきっかけに島根では竹島問題での世論啓発などの動きが広がった=8月

 県竹島資料室によると、27年の植樹は、昨年秋の島根県と隠岐の島町の合同調査で判明。旧五箇村の「昭和26年度村議会議決書」に「造林箇所 穏地郡五箇村大字山田笠松1907番地」「造林面積 2町歩 内杉1町歩 松1町歩」など具体的な場所や植樹した面積が記され、サンフランシスコ平和条約調印直後の9月28日に村長の提案で村議会が議決したことが分かった。

 議決書には「竹島」の記述こそないが、調査を行った杉原隆・前島根県竹島問題研究顧問は「昭和14年以来、竹島は五箇村の所管になっていたが、戦争で旧日本海軍の所管、敗戦後は米軍の爆撃演習場になっていた。(植樹は)竹島が村に返還される可能性が大きくなり、その喜びが背景にあったと推測される」と、研究成果を報告している。

 今回の植樹には60年前に植樹を体験した人や現在の五箇中の生徒、竹島の漁業権を持っていた久見地区の住民らが参加予定。60年前に植樹が行われた場所に杉の苗約30本を植え、領土問題の早期解決を願う。

 企画した研究者は「60年前の住民の竹島への思いを掘り起こし、次の世代に願いをつなげたい」と話す。

竹島資料室が脚光

 また県は10月から、平日のみだった県竹島資料室の開館日を土・日・祝日にも広げる。竹島に関心が集まる中で広報啓発の強化を図るのが狙いだ。

このニュースの写真

竹島問題をアピールする啓発広告塔。島根県では世論啓発の取り組みを強化している=松江市
竹島領土権確立に関する決議を賛成多数で可決する島根県議会=松江市
土・日・祝日も開館することになった竹島資料室=松江市
60年前の記念植樹について書かれた「昭和26年度五箇村議会議決書」(島根県竹島資料室提供)
島根県の竹島問題発信の拠点となっている竹島資料室=松江市

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